庭で冬に見られる鳥 レア度★☆☆☆☆
庭で冬に見られる鳥 1.カラス
ハシブトカラスとハシボソカラスの2種が有名ですが、都会ではハシブト、田舎ではハシボソが多くみられます。
ごみを荒すイメージが多いのであまり庭に来てほしくない種かもしれないですが、ハシボソはごみを荒すことは少なく、性格も穏やか。
ミカンや熟れた柿などを食べに来ます。他の仲間を呼んだりしてたくさん来てしまうこともあるので、ご近所さんの迷惑にならないようにしましょう。他の鳥が逃げてしまうこともあるので要注意!
庭で冬に見られる鳥 2. スズメ
日本全国で最もよく見られる小鳥。一年中庭に訪れる定番の鳥です。基本的に群れで庭に来ます。
ヒエやアワをエサ台に置いてると集まりますが、ミカンなども食べます。
暖かい冬は水飲み場で水浴びすることも。
庭で冬に見られる鳥 3. メジロ
ミカンや果実を好む緑色の小さな鳥で、目の周りが白いのが特徴。雪の中でもお構いなしにやってきます。
警戒心はやや強めですが、ミカンなどを半分にしてさしておくとすぐに来ます。
小鳥用のゼリーなども好んで食べます。
庭で冬に見られる鳥 4. ヒヨドリ
果物や花の蜜を求めて訪れる中型で灰色の鳥。「ヒーヨ」と大きな声で鳴くのが特徴的です。
つがいなどで庭に来ますが、気性が荒く、冬のエサの少ない時は他の鳥を追いかけまわすことも…。
こちらもミカンなどが大好物です。焼き芋の食べ終わった皮なども食べてくれました。
庭で冬に見られる鳥5. シジュウカラ
昆虫や種子を食べる、白黒模様の可愛い小鳥。お腹にある黒いネクタイが特徴的。
警戒心はそこまで高くなく、春には庭先の巣箱に巣を作ったりすることも。
ヒエやアワ、ヒマワリの種が好きですが、冬場は牛脂も好んで食べます。
庭で冬に見られる鳥6.キジバト
羽の模様が美しいハトの仲間。基本的に群れにならず、2羽くらいで行動しています。
エサ台に止まって餌を食べることもありますが、下に落ちているものを食べる方が多いです。
ヒエやアワを地面に撒くとよく食べてくれます。冬の朝の他の鳥がいない早い時間帯によくやってきます。
庭で冬に見られる鳥7.ドバト
こちらもハトの仲間で、都会でもよく見かける有名なハト。
結構群れで行動するので庭に来ると大変なことに。
人になつきやすいので、庭でなくても餌を撒けばやってきます(禁止されている場所もあるので要注意)。
パンくずなどもよく食べます。都会の庭で呼ぶときにはご近所さんに迷惑にならないように!
庭で冬に見られる鳥8.ムクドリ
白黒の模様が特徴的な中型の鳥。よく群れでいるイメージが大きいですが、冬場は一般的に大きな群れを作りません。
ミカンは食べず、柿などを好みます。しかし一番好きなのが地面や枯葉の下に居る虫や木の実など。
堆肥の為の枯葉の山などを頑張って突いていることがあります。沢山落ち葉を用意するとひっくり返し来るかも。
庭で冬に見られる鳥9. ヤマガラ
茶色い胸と黒い頭が特徴的でシジュウカラより一回り大きい鳥。
あまり群れにならず、単独か2羽程度で庭に来ます。
シジュウカラのようにヒエ・アワも好きですが、ヒマワリの種をよく好んで食べていました。
エサ台を用意するとヒマワリを割る姿が見られるかも?
庭で冬に見られる鳥10. ツグミ
冬にシベリアなどから渡ってくる地味ながら存在感のある中型の鳥。
地面をつつきながら素早く走り回っている姿と白地に黒い斑点のお腹が特徴的。
警戒心が強いですが、他の鳥が来るとのこのこやってきます。
こちらが用意したミカンやヒエ・アワは殆ど目もくれませんが、枯葉を沢山用意しているとひっくり返しやってきます。
庭で冬に見られる鳥11. ジョウビタキ
鮮やかなオレンジ色の羽が目立つ冬鳥。オスは目立ちますが、メスはとても地味。
ヒエ・アワなどは食べずに虫を見つけて食べています。こちらが用意した餌はあまり食べません。
縄張りに認定されると庭でも沢山見られますが、他の鳥を追いかけまわすこともあるので要注意!
庭で冬に見られる鳥 12. アトリ
お腹がややオレンジかかっている小鳥。群れをなして行動することも多いのが特徴。
ヒエやアワは地面に落ちているとよく食べます。
庭で冬に見られる鳥13. カワラヒワ
全体的に緑っぽく太いピンクの嘴を持つのが特徴的な小鳥。数羽の群れになっています。
ヒエ・アワもたまに食べますが、好んで食べてくれたのが松ぼっくりの種。
松の木があるとこぞって食べに来てくれます。
庭で冬に見られる鳥14. ホオジロ
ホオジロという名前ですが、特徴的なのは目のあたりが真黒なところ。
スズメよりやや大きい小鳥で、あまり群れではいません。
他の鳥に交じってヒエ・アワを一緒に食べています。
庭で冬に見られる鳥 レア度2★★☆☆☆
庭で冬に見られる鳥15. ウグイス
薄い茶色の小さな小鳥で、有名な割にとても地味な姿です。
他の鳥と一緒にいることはなく、突然ひっそりと現れます。
ミカンやゼリーなどが大好物。庭にいても鳴くことはありません。
庭で冬に見られる鳥16. キセキレイ
黄色いお腹が美しいセキレイの仲間でよく川辺などで遭遇します。
水辺があると来てくれる確率が上がります。
庭で冬に見られる鳥17. ハクセキレイ
白と灰色っぽい色のセキレイで、道路や駐車場でも見かける鳥。
警戒心はそれほど高くないですが、他の鳥がいるとあまり来ません。
パンくずや虫などを好んで食べます。
庭で冬に見られる鳥18. セグロセキレイ
ハクセキレイに似ているが、全体的に黒みが強いのが特徴です。
基本的にハクセキレイとエサなどは変わりありませんがどちらかというと虫を好みます。
最近ではハクセキレイとの交雑種なども確認されている様です。
庭で冬に見られる鳥19. モズ
鋭いくちばしが特徴の小型の猛禽類。小さいながらに鷹のような鋭い嘴が特徴です。
よく庭先で「ケケケケケ」と鳴く様子が見られます。冬は場所によっては見られなくなります。
エサはカエルやトカゲ、大きな虫などを食べ、はやにえ(枝に獲物を刺す行為)をします。
エサはこちらで用意しにくいですが、ちょっとした木や低木など縄張りを見張りやすい場所があると良く止まりに来てくれます。
庭で冬に見られる鳥20. カシラダカ
目の周りが黒く、頭が良く逆立っているのが特徴。ホオジロに似た顔をしていますが、お腹は白く、群れになって生活します。
庭先ではエサ台にはこず、下に落ちたヒエ・アワを食べます。
枯葉と同化して見にくいですが、群れで動いているので比較的分かりやすいです。
庭で冬に見られる鳥21.エナガ
小さく、白くて丸いフォルムと細長い尾が特徴。数羽で移動していることが多く、警戒心は割と強め。
エサ台に降りてくることは稀で、降りてきた時はヒエ・アワなど食べます。
松ぼっくりも好きで家に松の木があると食べにくる様子がありました。
庭で冬に見られる鳥22. ベニマシコ
赤みがかった羽が中型の冬鳥で、その美しい見た目で直ぐに判別できます。
庭に来る頻度が低いものの居座ると長い鳥。他の鳥とも臆せず餌を食べます。
ヒエ・アワが好きでエサ台よりは地面に落ちているのを好んで食べます。
庭で冬に見られる鳥 23. イカル
大きく太い嘴と黒い頭が特徴的。
エサ台にはなかなか現れませんが、松があるとまつぼっくりを探しにやってきます。
ヒマワリの種なども食べますが、専ら松ぼっくりでした。
庭で冬に見られる鳥24. シメ
太いくちばしとずんぐりとした体形が特徴。
ヒマワリの種やヒエ・アワが好きで他の鳥に交じってやってきます。
エサ台よりも地面でエサを探します。
庭で冬に見られる鳥25.シロハラ
お腹の白い中型の鳥。ツグミのように地面の落ち葉をひっくり返して餌を探します。
単独でいて警戒心が高く、藪や隠れられるような場所でエサを探しているので居てもなかなか気が付きません。
たまに他の鳥に混ざって目の前に現れてくれることも。
下に落ちている餌であればヒエ・アワや虫など食べます。
庭で冬に見られる鳥 26.コゲラ
コゲラは小さなキツツキの仲間。小鳥位の大きさですが、他のキツツキ同様に木をつついて虫を食べます。
都会にも公園などで見ることが出来ます。
警戒心がないのか餌に夢中なのか割と近くで見れますが、木がないと庭に来ることはないでしょう。
たまに薪もつついていたので、木がなければ枯れた倒木や薪など置いてみてもいいかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 レア度3★★★☆☆
庭で冬に見られる鳥 27. ルリビタキ
鮮やかな青い羽を持つ鳥で、冬には平地などでも見られます。
我が家には庭に来ませんでしたが、家の隣の川辺で発見しました。
蜘蛛や虫を好んで食べますが、地面や木をつつく様子はあまりありません。暗い林や水辺など冬でも羽虫や蜘蛛の多そうな場所が近くにあると来てくれるかも。
庭で冬に見られる鳥 28. ヒバリ
空でよく鳴きながら飛んでいるイメージですが、冬はとても静か。
警戒心が強く、庭に居座ることがなく餌を少しついばんですぐいなくなります。
地面に落ちたヒエ・アワを少し食べていました。
庭で冬に見られる鳥 29. ノスリ
庭木や電柱の上で見張る中型の猛禽類でトビより小型でお腹がクリーム色っぽいのが特徴。
里山などの田畑で見かけることができ、エサの少ない冬はネズミなどをめがけて庭にやってくることも。
高さ2,3mの中低木の広葉樹などあると止まりに来てくれるかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 30. カケス
青い羽が特徴のカラス科の鳥。カラスよりはやや小柄。冬は数羽でいることが多く、「ガーガー」という鳴き声で近くにいることがわかります。
冬はドングリが主食で実のなる木を探して庭にも来ます。ヒマワリの種を食べることも。
ドングリのなる木があると庭にも来るかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 31. ルリビタキ
ジョウビタキと似ていますが、お腹が白くオスは全体的に青っぽいのが特徴。
縄張りがあり、縄張り認定されると頻繁に姿を現します。
こちらが用意した餌はあまり食べず、低木の木の実が好きで、ムラサキシキブなどの実をよく食べます。
庭で冬に見られる鳥 32. イソヒヨドリ
青い羽を持つヒヨドリの仲間。海がある場所で比較的多くみられます。
田舎より都会の方でよく見かける鳥です。
エサの少ない冬は虫などを求めて庭に来ることも。
庭で冬に見られる鳥 33. オナガ
長い尾と美しい水色が綺麗な鳥ですが、カラスの仲間で集団移動し、「ガァーガァー」と鳴きます。
都会でも割とみられる鳥ですが、庭に来ることは稀でした。
柿の実が好きで、食べ来るときは集団でやってきて他の鳥がいなくなってしまうことも…。
庭で冬に見られる鳥 34.アカゲラ
お腹と頭が赤いのが特徴な、キツツキの仲間。都会で見かけることは少なく、警戒心が強い鳥。
木をつついて中の虫を食べますが、こちらが用意したものを食べることはありませんでした。
庭に大きな木があると冬場のエサの少ない時期はやってくるかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 35.ヒレンジャク・キレンジャク
丸みのあるフォルムに小さな冠羽が特徴的なヒレンジャクとキレンジャク。
赤みのある尾がヒレンジャク、黄色がキレンジャクですが我が家では遠く過ぎて区別できず…。
庭に降りてくることはありませんでしたが、近くの松の木で松ぼっくりをつついていました。
庭で冬に見られる鳥 レア度4 ★★★★☆
庭で冬に見られる鳥 36. アオサギ
大型のサギで、田畑の多い地域ではよく見かける鳥。
庭近くで目撃されることもあり、我が家では、小川沿いの庭に出没したのを発見。
しかし人の気配ですぐに逃げてしまいました。
エサは小魚やサワガニなど食べるので、水辺が近いと来てくれる可能性も。
庭で冬に見られる鳥 37.コジュケイ
庭の下草や低木の近くでひっそりと見かけることがあります。
「チョットコイ」と不思議な鳴き声で鳴くので、見かけたら鳴き声を聞いてみましょう。
下にあるエサをついばみますが、警戒心が強く慣れるまでなかなか姿を現しません。
庭で冬に見られる鳥 38.キジ
こちらも身近な鳥ながら、庭で観察するのは難しい鳥。
冬の早朝や他の鳥のいない早い時間帯にひっそりと現れましたが、人の気配を感じたのか見れたのは一度きりでした。
エサは地面にあるものを食べます。
庭で冬に見られる鳥 39.ガビチョウ
声の存在感は大きい鳥ですが、なかなか姿を現さない鳥。目の周りが白いのが特徴。
エサは虫やヒマワリの種など食べるようですが、我が家の庭に来ることはありませんでした。
もともとは日本の鳥ではなく、愛玩用の小鳥が逃げ出したもの。
庭で冬に見られる鳥 40.ゴジュウカラ
シジュウカラなどの仲間で、美しい灰色をした小鳥です。独特な体勢で木の幹に止まるのが特徴的。
餌をため込む癖があるので、ヒマワリの種などのエサをせっせと幹へ詰め込みます。
庭で冬に見られる鳥 41.アオゲラ
緑色の綺麗なキツツキの仲間。
警戒心が強く庭に来ることはなかったですが、庭近くの木々をつついているのを発見。
餌の少ない冬であれば、倒木などあると庭に来てくれるかもしれませんね。
庭で冬に見られる鳥 42.トビ
よく見かける鳥ですが、滅多なことでは庭に来ません。
小鳥を狙うことはあまりなく、蛇や野ネズミが居れば、庭に来てくれるかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 43.アオバト
緑が美しいハトの仲間。生息地が固まっていることが多いので、見かける時にはよく見ますが、いない所にはいません。
ドングリなどを食べるので、生息域内なら、庭に来てくれるかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 レア度5 ★★★★★
庭で冬に見られる鳥 44.ヤマドリ
長く美しい羽根を持つ鳥。私は実際にこの目で見たことがない鳥ですが、山の中などで生息している様です。
自然に近い庭であれば、エサを求めて姿を現すかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 45.ヤマセミ
黒と白の羽と、頭の飾りバ円が特徴的な鳥。意外と人と近い距離で住んでいるのがヤマセミの面白いところ。
エサが小魚なので、滅多に庭には来てくれなさそうですが、水辺が近いと来てくれるかも。
庭で冬に見られる鳥 46.オオジュリン
葦原等に住む薄茶色の見た目をしている小鳥。
警戒心が強くなかなか庭には来てくれないですが、庭に葦やススキなどがあったり葦原が近いと来てくれる可能性も。
食べるエサは虫が多いのでミルワームなどがおすすめ。
庭で冬に見られる鳥 47.ハヤブサ
素早い急降下で獲物を狙うハヤブサは、田舎より都会でよく見かけることがあります。
ビルやマンションに巣を作ることも多く、身近な鳥の一つといえます。
冬のエサの少ない時は、庭の小鳥を狙ってやってくることもあるかもしれません。
庭で冬に見られる鳥 48.オオタカ
冬に庭の小鳥を狙ってくることもある猛禽類。一度ハトを狙いに来たところを目撃しました。
こちらも田舎よりは都会で多く見かける印象。
他の鳥がやってこなくなる時があるので要注意。
庭で冬に見られる鳥 49.コウノトリ
見れただけでもラッキーな幸運を運んでくれる絶滅危惧種のコウノトリ。アオサギよりもさらに大きく大迫力。
庭に来ることは殆どなさそうですが、田畑でカニやカエルなど食べているので、もしかしたら庭に来てくれるかもしれません。
見かけたら是非、足のナンバリングを確認してみましょう。
庭で冬に見られる鳥 50.フクロウ
田舎のの古い家屋に巣を作ったりすることもあるフクロウは、意外と人の近くで生活をしています。
夜行性なので、その姿を見ようとするのは中々難しいところ。ライトで照らすのはかわいそうなのでやめましょう。
夜にネズミなどの獲物を捕らえます。
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