1〜2歳の子どもは、好奇心旺盛でエネルギーに満ちた時期です。特に外出が難しい状況や、天候が悪い日には、自宅に専用のプレイルームがあると安心して遊ばせることができ、親にとっても心強いですよ。
本記事では、特に1〜2歳向けの安全で快適なプレイルームの作り方を我が家の実践方法を含めて詳しく解説します。
1. 自宅にプレイルームを作るメリットとは?
子どもの発育をサポートできる
1〜2歳の子どもは、ハイハイやよちよち歩きなど、身体的な成長が著しい時期です。この時期には自由に体を動かせる空間が必要不可欠。
プレイルームがあれば、家の中でも子どもが安心して遊べる環境が整い、心行くまで体を動かせることで体力や運動能力の発達を助けます。
また、自分専用の空間があることで、テレビや家事で生じる人の動きなどにとらわれずに色んな遊びに集中できます。
外出しなくても楽しく遊べる
また、近年では感染症や異常気象などで外出して遊ぶことが難しいことも多々あります。病気や熱中症などのリスクは1,2歳児にとってはかなりの脅威。そんな時でもお家にプレイルームがあると外出しなくてもお家で楽しく遊ぶことが出来ます。
熱で保育園など預けられない時でも、子どもは意外と元気だったり。そんな時でもお家で十分遊ぶことが出来ます。
生活空間のメリハリを作れる
自宅にプレイルームがあると、リビングや寝室が遊び場として散らかることを防ぎ、家全体を整理整頓しやすくなります。
また1,2歳児だと片付けが上手くできないですが、散らかすのは一丁前です^^家全体が散らかっているとストレスが溜まってしまいがちですが、プレイルームがあるととりあえずその空間だけはごちゃついててもOKと思えるので気が楽になります。
他人の目を気にせず遊ばせられる
1,2歳児だと他の子と遊ぶのになかなか苦労します。互いに涎でべとべとになってしまったり、おもちゃの取り合いで泣いてしまったり。また大きい子と遊ぶときにはちょっとひやひやしてしまうことも。
感染症などにまだかかりやすい年齢なので、外で気軽に遊ばせるのにちょっとためらうこともありますよね。
お家だと他の子におもちゃを取られる心配もないですし、気を使わなくて済みます。親がストレスなく遊ばせられると子どもものびのびできます。
親の安心度が上がる
1,2歳児はまだまだ危険な事が分かりません。リビングで遊ばせてたら机で怪我をしてしまったり、コンセントで遊ぼうとしていたり。
プレイルームという子どもが安心して遊べる空間を作ることで、親がヒヤヒヤする場面が格段に減ります。
2. 1〜2歳の子どもに向けたプレイルームの安全対策
基本的な安全対策
1,2歳児で重要なのは安全対策です。例えば
- コンセントはいじられないようにしておく
- 床は畳、もしくはプレイマットなどにしておく
- 家具の角はクッションコーナーで覆う
- 背の高い家具は置かない
- 親から死角になる空間を作らない
などが挙げられます。また、キッチンなど入って欲しくない場所に近かったり、不安を感じる場合はベビーゲートもおすすめです。
背の高い家具は親の死角になったり、地震などで転倒した時にかなり危険です。また、おもちゃを片付けたりするのにも不向きなのでおすすめしません。
子どもの目線に合わせた家具選び
プレイルーム内の家具は、子どもの目線や成長に合わせたものを選ぶことが大切です。1〜2歳の子どもは、まだ手が届く範囲が限られているため、低めの棚や収納ボックスが最適です。
絵本などは表紙が見えるタイプの棚がおすすめです。子どもからも分かりやすい為自発的に絵本を取れます。
子ども用の家具は既に角に丸みのある設計がされていたり、安全に配慮されています。普通のカラーボックスなどを使う場合は細かい部品が外れないようにし誤飲を防ぎ、端はコーナークッションで当たっても大丈夫なようにしましょう。
子どもが誤飲しないためのおもちゃ選び
1〜2歳の子どもは、まだ口に物を入れがちな年齢です。そのため、おもちゃには誤飲の危険がないものを選ぶことが大切です。小さなパーツがあるおもちゃは避け、無毒で安全な素材のものを選びましょう。
木製や布製のおもちゃは、柔らかく、かつ耐久性が高いため、長く安全に使用できるアイテムとしておすすめです。
3.プレイルームにあると便利な家電アイテム
ベビーモニター
プレイルームにベビーモニターを設置すると、どんな時でも子どもの様子を確認することが出来ます。
ちょっと家事や緊急に少しその場を離れたい時にもスマホや専用モニターから子どもの様子が見られると安心です。
サーキュレーター・扇風機
家の中だと気になるのが空調です。夏場では直接エアコンが当たる場所だとかえって寒くなってしまうことも。エアコンの風は直接当てず、サーキュレーターや扇風機などで空気を循環させる方が良いでしょう。
空気清浄機
家の中だと空気が澱んでしまうことも。夏冬はもちろん、子どもの安全の為に中々窓も開けられなかったりします。また、病気を貰いやすい1,2歳児はウイルスなども大敵です。
空気清浄機が一台あると、ほこりや花粉、ウイルスなどを除去してくれるので安心です。我が家では加湿空気清浄機を使っていますが、加湿機能があると乾燥しがちな冬場はとても重宝します。
詳しい記事はこちらで書いています。
4. 子どもに人気!プレイルームの遊びアイテム
大型ソフトブロック
大型のソフトソフトブロックは特に1,2歳児には大人気アイテムです。運動が大好きな1,2歳児でも安全に遊べます。様々な遊びに活用が出来るので、自分で工夫して遊ぶことで創造性や自主性も高めてくれます。大きくなっても遊べる長く使えるアイテムです。
大型ソフトブロックで囲いを作れば、プレイルームと別の空間を区切るアイテムにもなります。我が家で実際に使っていますが、子どもの運動能力はびっくりするほ成長しました。
詳しい記事はこちらで紹介しています。
テントや段ボールハウス
広い空間があるなら、テントや段ボールハウスもおすすめです。我が家では大型ソフトブロックの時にで大きな段ボールの箱を使って子供専用のハウスを作成しました。
このような秘密基地的な空間は気分も高めてくれますし、ごっこ遊びにも最適です。テントではインテリア性も高めてくれますが段ボールだと古くなったら捨てたり、落書きしても大丈夫です。
子ども用の机と椅子
子ども用の机と椅子は、大人の真似をしたりごっこ遊びにも使えます。また、1,2歳児ではシール貼りやお絵かきなどもできるようになりますが、こういう遊びの時には机と椅子があると便利です。
自分専用の机と椅子があると子どもの気分も上がりますよ。
5. プレイルームを長く活用するための工夫と片付け術
収納の工夫で片付けが楽に
プレイルームを清潔で整理された状態に保つためには、収納システムをしっかりと整えることが大切です。例えば、低い位置に置けるカラーボックスや、蓋つきの収納ボックスを使うと、子どもでも簡単におもちゃを片付けられます。
さらに、収納スペースにラベルを貼っておくと、どこに何を片付けるべきかが一目でわかり、親も子どもも片付けがスムーズに行えます。
最初は片付けがなかなかできないかもしれないですが、親が繰り返し目の前で片づけをすると、覚えやすくなりますよ。
また、片づける時間を決めておくのも◎。ごはんを食べる前、お出かけする前など子どもでも分かりやすい区切りで片づけをすると習慣化されやすいです。
成長に合わせてレイアウトを調整
プレイルームは、子どもの成長に合わせて柔軟に変化させることが重要です。1歳の頃は主にハイハイや歩行の練習をする空間として使っていたスペースを、2歳になったらより知的な遊びができるスペースに変更することができます。
例えば、絵本を破いてしまううちは手が届かない所に置き、破ることがなくなれば絵本コーナーを設けたり、ごっこ遊びをするようになったら、キッチンが出来る場所を設けたりするとよいでしょう。
【1,2歳児向け】自宅で出来るプレイルームの作り方のまとめ
プレイルームは親にも子にも沢山のメリットをもたらしてくれます。大型ソフトブロックや便利家電など色々駆使することで安全でより快適な空間になります。
それぞれのお子さんにあわせたオリジナルなプレイルームを作ってお子様だけの素敵な空間を作ってみましょう^^
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