田舎のスローライフな子育てとは?
スローライフは、忙しい日常を見直し、シンプルでゆったりとした生活を送るライフスタイルです。スローライフを実践するにあたって、自然豊かな場所は適した場所になります。スローライフを目指す人の中には自然の多い田舎へ引っ越す方も多いですよね。
我が家もそんなスローライフに憧れて田舎で子育てを始めました!
心のゆとりを重視するスローライフは子育てにぴったりのライフスタイルです。今回はそんなスローライフな子育てについて田舎暮らしをしながらスローライフを目指す我が家の実践方法を含めてご紹介します!
田舎のスローライフな子育ての魅力
そして、そんな田舎でのスローライフは子育てにも大きなメリットをもたらしてくれます。都会の喧騒から離れ、豊かな自然と静かな環境の中で育てることで、子どもにも親にもストレスの少ない、心地よい生活を送ることができます。スローライフの中で子育てをする大きなメリットをあげると…
- ゆとりを持った子育てが出来る
- 自然豊かな場所で子育てが出来る
- 実践的な環境教育が出来る
- 地域とかかわりを持って子育てが出来る
- 丁寧な暮らしのなかで子育てできる
ゆとりを持った子育てが出来る
スローライフな生活の中で子育てをする一番大きなメリットはゆとりを持った子育てができることでしょう。
仕事や家事に追われてバタバタと忙しくしている中で子育てをすることは簡単な事ではありません。あれもこれもと考えている中で子どものお世話をするとどうしてもイライラが溜まってしまいがち。大人の感情の機微に敏感な子どもはそれだけで不安を抱えてしまいます。
スローライフではシンプルな生活スタイルなので時間にゆとりを持つことが出来ます。時間にゆとりができれば心にゆとりが出来、ゆったりした気持ちで子どもに向き合うことが出来ます。
親もイライラや子どもに向き合う時間が少ないとどうしても後ろめたい気持ちも出てきますが、ゆっくり子どもと向き合う時間が増えると子どもも親も安心して過ごすことが出来ます。
自然豊かな場所で子育てが出来る
スローライフの生活には自然と触れ合う機会を取り入れることが多いです。その為スローライフを目指す人は都会の喧騒を離れてのどかな田舎で過ごすことが多いです。
自然が多い所では、空気が澄んでいることは勿論、四季に応じて姿を変える山々や、川のせせらぎ、鳥の声など癒される要素が沢山あります。多少元気にはしゃいでも注意される心配はなくのびのびと子育てをすることが出来ます。
また、自然という環境が脳に良いという事も様々な研究から言われています。↓こちらの本ではそんな自然と脳との関わりについて詳しく解説しています。
実践的な環境教育が出来る
自然の多い田舎では実践的な環境教育をすることが出来ます。特に現代ではSDGsの追い風もあり環境教育に対して力を入れる声が多く上がっています。しかし、自然を見ることの出来ない場所ではなかなかその教育も難しい所です。例えば生態系の大切さや人との関わりを教えるのに適した場所まで行かなければいけません。
しかし田舎では畑や田んぼがあり、川や山があります。生態系で重要な里山があるのです。常日頃から自然を目にし、ふれあい、実際に虫や魚、様々な生物と関わり合える田舎では実践的に環境教育を行うことが出来ます。
また、スローライフでは自然のものを取り入れたり、自然と関わって生活するスタイルが注目されています。そう言ったスローライフの中では自然と人との関わりを感じながら過ごすことが出来るでしょう。
地域とかかわりを持って子育てが出来る
田舎では地域行事や地域の人との関わりが深くあります。地域の中には様々な年齢層の方がいます。そして多くの場合、子どもの少ない田舎では子どもは歓迎されることが殆どです。
様々な人との関わりは子どもの大きな刺激になりますし、お祭りや地域行事への参加は子どもにとって良い思い出となるでしょう。
丁寧な暮らしのなかで子育てできる
スローライフでは丁寧な暮らしという概念があります。丁寧な暮らしとは、生活にかかわる事を疎かにせず、1つ1つ向き合って大切に過ごすことです。
好きな食器を使ったり、手作りのお菓子で気分を上げたり、家具や食器の手入れをしたり。
そんな暮らしの中で子育てをすると、親の背中をみて育つ子どもは自然とその暮らしを学ぶでしょう。特に親が楽しそうにやっている姿は子どものチャレンジ精神をくすぐります。「それやってみたい!」思うことは暮らしにまつわる様々な事を学ぶ良い機会を与えることが出来ます。
一緒にお菓子を作ったり、掃除や物の手入れをする時間は良いコミュニケーションのなりそうですよね。
スローライフな子育て 実践方法① 常にご機嫌でいる工夫をしよう
子育てをしていると今までと違った生活リズムや思うように自分の時間が取れなかったりして不満やストレスが溜まります。スローライフを目指す上で、何かを我慢したり、頑張りすぎたりすることは良くありません。
子どもの為だからと我慢するのではなく、自分も子どもも気持ちよく過ごすためにどうすればよいか考えると良いでしょう。子どもは親のことをよく観察しています。我慢する姿より、幸せそうな姿を見せる方が子どもの精神面にも良い影響を与えるでしょう。
特に産後や子どもが小さいうちは様々なストレスを抱えがちです。こちらの記事では産後のママやパパに向けた記事を書いているので気になる方は見てみてください^^
スローライフな子育て 実践方法② 外遊びをしよう
スローライフを楽しむ上で自然とのふれあいは欠かせないものになります。また、子どもの成長面でも外で遊ぶことは様々なメリットがあります。
家の中では出来ない場所を広く使った遊びでは体を沢山動かすことが出来ます。また、自然のものを使って工夫して遊ぶことも子どもの成長を促してくれます。特に田舎では季節で姿を変える山々や沢山の生き物と巡り合える川や田んぼなど沢山の自然を感じることが出来ます。
ただ、自然の中では気をつけなければいけない事も沢山ありますよね。子どもが小さいうちは目が離せないものですが、こちらの記事では特に気を付けておいた方が良い点などをまとめています。
スローライフな子育て 実践方法③ 家庭菜園をしよう
スローライフでは自分で自分の食べるものを育てると言う様な家庭菜園や自給自足の生活がよく注目されています。
家庭菜園をすることで、食べ物のありがたさや育てる楽しさに気が付くことが出来ます。また、子育てにおいては、植物の育ち方や、世話の仕方、収穫の楽しさなど沢山のことを学ぶことが出来ます。大人も一緒に楽しめる家庭菜園は子育て世代にはうってつけのスローライフ実践方法です。
こちら↓の記事ではそんな家庭菜園についての記事を書いています。
スローライフな子育て 実践方法④ 季節を感じよう
スローライフでは忙しい時間の流れにとらわれず、ゆったりとした自分にとって心地の良いリズムで生活することが大切です。季節を感じることは自然の時間を過ごすことになります。
季節を感じる方法は
- 自然の中で過ごすこと
- 季節の食べ物を食べること
- 季節行事をおこなうこと
などが挙げられます。これらは子どもと一緒に行うことが出来ます。季節の食べ物では味の違いや普段食べないことが良い刺激になります。一緒に季節のもので料理をするのも楽しいでしょう。正月、節句、お月見などの季節行事は子どもにとって特別な思い出になります。自然豊かな田舎では外に出て散歩をするだけで色づいた木々や木の実、飛び回るトンボやカエルの声など季節を感じる要素が沢山あります。
また、こちらの記事では季節を感じながら遊べる方法を書いているので気になる方は見てみてくださいね^^
スローライフな子育て 実践方法⑤ デジタルデトックスをしよう
スマホは色々な情報を仕入れたり、SNSで他の人と繋がれたりする便利なアイテムです。しかしスマホを肌身離さず持ち歩いているとついついずっと見てしまったりして思った以上に時間を浪費していることもあります。
また子どもに言われるがままにテレビを見させてしまうこともありますよね。
長時間同じ体勢でじっと画面を見ていることは大人にも子どもにも良くありません。長時間のスマホやテレビは自分が思っているより脳や身体が疲れてしまうものでもあります。
デジタルデトックスをすることで、時間に余裕もでき自分らしいスローライフを送ることが出来ます。また、脳や体を休めることもできます。田舎では子どもと一緒にテレビやスマホをやめて外を散歩したり庭をいじったりすると一緒にいられる時間も大切に感じることが出来ます。
一日だけでもスマホやテレビから子どもと一緒にはなれてみると、心地よい解放感が得られますよ。こちらの記事では育児中のままに向けたスマホとの付き合い方について詳細を書いているので気になる方は見てみてください^^
スローライフを田舎で実現するためのヒントと長期的な視点
田舎でのスローライフ子育てを成功させるためには、いくつかのステップが必要です。まず、家族全員がスローライフの理念に共感し、協力し合うことが大切です。特に子育てにおいては、夫婦の協力が欠かせません。お互いに時間をかけて話し合い、どのような生活スタイルを目指すのかを共有しましょう。
また、日々の生活に少しずつスローライフを取り入れることで、無理なく新しいスタイルを定着させることができます。例えば、週末に自然の中で過ごす時間を設けたり、毎日の食事をできるだけ手作りにしたりするなど、少しずつ取り組んでみましょう。そして、スローライフは「完璧」である必要はありません。自分たちのペースで、心地よい生活を続けることが一番の成功の秘訣です。
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