【完全ガイド】まな板を自分で削り直し!必要な道具から手順・注意点まで徹底解説

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【まな板を自分で削り直し】まな板を削り直すべき理由

木製まな板は、包丁の刃当たりが良く、食材を傷めにくい点が魅力ですが、長く使用していると表面に深いキズが入り、そこに食材のカスや水分が溜まりやすくなります。これを放置すると雑菌が繁殖しやすく、黒ずみやニオイの原因となり、衛生面でも問題が生じます。

特に木製まな板はプラスチック製と異なり、表面が削れることで再生できる点が大きな利点です。
つまり、「削り直し」はまな板を新品同様に蘇らせ、長期的に使えるようにするメンテナンス方法なのです。

自分で削り直す最大のメリットは、コストを抑えながら好みの仕上がりに調整できる点。業者に依頼すると3000〜6000円ほどかかるところ、DIYなら数百円〜1000円程度で済むことが多いです。


【まな板を自分で削り直し】必要な道具

まな板の削り直しに必要な道具はこちらです。

  • 紙やすり(#80 / #120 / #240 / #400)
    最初は粗めで削り、最後に細かい番手で仕上げます。
  • サンダー(電動)※あれば便利
    手作業より効率が良く、仕上がりも均一になりやすい。
  • 濡れタオル・スポンジ
    削り粉を拭き取るために使用します。
  • クランプ(固定器具)
    作業台にまな板を固定するためのもの。安全性が格段に上がります。

木材によって硬さが異なり、ヒノキやイチョウは比較的削りやすいですが、ブナやカエデはやや硬い素材です。素材の性質によって番手を追加したり、サンダーを使うなど調整すると作業がスムーズになります。

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【まな板を自分で削り直し】まな板削り直しの手順

ここでは自分で安全に削り直すための工程を詳しく解説します。

  1. 表面を洗って乾燥させる
     汚れがあると削りムラが出るため、一度きれいに洗い乾燥させます。
  2. 粗削り(#80の紙やすり)
     深い傷や黒ずみを消します。力を入れすぎず、一定方向に均一に動かすのがコツ。
  3. 中間削り(#120 → #240)
     粗削りで出た筋を消し、表面を滑らかに整えます。
  4. 仕上げ(#400)
     手触りがツルッとするまで繰り返すと見た目も美しく仕上がります。
  5. 削りカスを拭き取り、乾燥させる
     木材は吸湿しやすいため、風通しの良い場所でしっかり乾燥。
  6. 仕上げとしてオイル塗布(任意)
     亜麻仁油やくるみ油などを薄く塗ると水はけが良くなり、耐久性も向上します。

初心者が失敗しやすいのは「削り過ぎ」。削りすぎるとまな板が薄くなってしまうため、様子を見ながら少しずつ作業するのがポイントです。


【まな板を自分で削り直し】プロに依頼する場合との違い

DIYは費用を抑えられる反面、均一に削るのが難しい場合があります。特に大きいまな板やハードウッド素材の場合は、プロの大型機械により平面精度が維持されるため、仕上がりが美しくなりやすいです。

DIYのメリット

  • 安い
  • すぐできる
  • 好みの仕上げに調整できる

プロ依頼のメリット

  • 完全な平面削りが可能
  • 厚みが均一
  • 深い黒ずみも確実に除去

予算と仕上がり重視かどうかで選ぶと良いでしょう。

近くに頼めるところがない!プロに頼むのはこちらからでも!



【まな板を自分で削り直し】長持ちさせるメンテナンス方法

せっかく削り直したまな板も、使い方次第では劣化が早くなってしまいます。長く快適に使うためのポイントは以下です。

  • 使用後はすぐに洗い、水気を拭き取る
  • 立てて乾燥させる(平置きNG)
  • 定期的に軽くオイルを塗る
  • 直射日光を避けて保管

特に乾燥が不十分だとカビが発生しやすいため「とにかく乾燥」が最重要。
日々のケアが削り直しの頻度を減らし、まな板の寿命を大幅に延ばしてくれます。


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