庭のマダニ完全駆除マニュアル｜安全・効果的な対策法と予防のコツ

はじめに：庭に潜むマダニの危険性とは？
マダニってどんな虫？庭に出る理由とは
庭のマダニを駆除する3つの方法
マダニを寄せつけない庭づくりのポイント
庭のマダニ対策グッズおすすめ7選【2025年最新版】
まとめ：マダニ駆除と予防で安全な庭を手に入れよう
✅要約

はじめに：庭に潜むマダニの危険性とは？

暖かい季節になると、私たちの庭にも様々な虫たちが顔を出します。

その中でも特に注意したいのが「マダニ」です。見た目は小さく地味な虫ですが、吸血や感染症の媒介など非常に深刻な健康被害をもたらすことがあります。

特に、犬や猫などのペット、そして小さなお子様がいる家庭では、庭のマダニ対策は必須です。

本記事では、マダニの基礎知識から駆除方法、安全な予防策、そして最新のおすすめ対策グッズまで、わかりやすく解説していきます。

マダニってどんな虫？庭に出る理由とは

マダニの基本情報と生態

マダニはクモの仲間で、体長は数ミリほど。主に野生動物や鳥、人間の皮膚に取り付き血を吸う寄生虫です。春から秋にかけて活動が活発になり、気温20〜30℃、湿度60%以上の環境を好みます。

なぜ庭にマダニが発生するのか？

マダニは、庭に生い茂る雑草・落ち葉・枯れ木・湿った地面などを隠れ家にします。

動物（特に猫や野良動物）が通ったルートに潜み、次の宿主を待って潜伏しています。

庭の手入れが不十分だと、マダニが繁殖しやすくなります。

マダニによる健康被害とは？

マダニの被害は単なるかゆみでは済みません。以下のような重篤な疾患を媒介することがあります。

SFTS（重症熱性血小板減少症候群）
ライム病
日本紅斑熱
アレルギーや皮膚炎

特にSFTSは致死率も高く、予防が非常に重要です。

ちなみに最近ではネコなどのペットに対しても被害報告があり注意が必要となっています。

『茨城県は1日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群（SFTS）」に、飼い犬1匹が感染していたと発表した。県内の別の家で飼われていた猫の感染も確認されており、県は人にうつる可能性があるとして、注意を呼びかけている』

マダニ被害増えてるhttps://t.co/kul1TyyL2N
— ねこ (@nekonekonuko777) July 1, 2025

増加するマダニの被害、何故？

近年、マダニにによる被害が増加傾向です。

マダニは高い温度、湿度を好むため、近年の温度上昇によって活動する期間が長くなった様です。

マダニ媒介感染症
・重症急性血小板減少症候群（SFTS）ウイルス感染症
・日本紅斑熱
いずれも患者が増加傾向です
温暖化によってマダニの活動時期が長くなったことが影響しているかもしれません https://t.co/Hp9LrGNoCZ pic.twitter.com/THleEm15BG
— 中南秀将💊博士(薬学) (@H_Nakaminami) April 28, 2025