【20代から始めるスローライフ】家庭菜園の5つのメリット

スローライフな日常
ミヨ
ミヨ

田舎暮らし満喫中の一児の母ミヨです。スローライフを始めたいけど何から始めればいい?そんな方におすすめなのが家庭菜園です。

スローライフと家庭菜園

スローライフとは、現代の忙しい生活から一歩引いて、より自然と調和したゆったりとした生活を送るライフスタイルを指します。その中で家庭菜園はスローライフを象徴する活動の一つです。都会での便利な生活も魅力的ですが、自然のリズムに合わせて作物を育てることは、心の安らぎや達成感をもたらしてくれます。

家庭菜園を始めると、季節の移り変わりや自然の恵みを肌で感じることができ、日常生活の中に自然とのつながりが増えます。毎日少しずつ成長する野菜やハーブを観察し、収穫する喜びは、スローライフの理念にぴったりです。スローライフを実践したいと考える人にとって、家庭菜園は単なる趣味を超え、心豊かな生活の一部となります。

今回はそんな家庭菜園のすすめを解説。家庭菜園がもたらす魅力についてお伝えします!

家庭菜園のメリット 1.食育に繋がる

まず、お子さんがいる家庭では家庭菜園は食育に大きなメリットがあります。植物が育ちやすい土に改良し、種や苗を植えて、日々世話をして成長を楽しみながら収穫を行います。

その過程でスーパーに並んでいる野菜の本来の姿や、育っていくまでの過程や苦労を知ることが出来ます。食べ物のありがたさを認識するとともに、食べ物を育てる楽しさ、収穫の喜びを家族で分かち合うこともできます。

また、土をいじったり植物を育てていると様々な生き物にも遭遇します。害虫となるアブラムシやそれの天敵のテントウムシ、蜘蛛や土の働きをよくするミミズなど…。植物は様々な生き物の影響を受けて育っていることを知るきっかけにもなります。こうした発見は環境教育の第一歩にもなりますね。

家庭菜園のメリット 2.精神的ストレスの軽減

植物の成長を見守ることや、収穫の喜びを感じることは、精神的な充実感をもたらします。現代社会では、デジタルな刺激や情報の過多がストレスを引き起こすことが多いですが、家庭菜園のようなシンプルな作業は、心のリセットに効果的です。

土に触れることでリラックス効果が得られる「グラウンディング」という概念もあり、これは自然と直接触れ合うことが、人間の精神に良い影響を与えるとされています。

土に触れ、植物と触れ合いながら自分で育てた野菜を食べることは日々のストレスを緩和させてくれます。また、家庭菜園では日の当たるところに出たり、雑草取りなど軽い運動が必要になります。日光に当たることや軽い運動もストレス軽減に役立ちますよ。

家庭菜園のメリット 3.節約につながる

例えばきゅうりだと一つの苗は大体100円~300円のものが多いです。我が家では200円ほどの苗から⒑本ほど(ちゃんと手入れ、追肥などすればもっと採れます)採れました。近所のスーパーで1本当たり40円(私調べ)だったので5本採れれば元が取れる計算です。

また、じゃがいもやゴーヤ、大豆なども育てましたがどれも苗や種の値段以上に収穫することが出来ました

このように種や苗から育てると手間はかかりますが初期費用が小さいので元が取れることが殆どでした。

一から始めると、土の改良材、肥料や農具などお金はかかりますが、その後は費用としてはかかりにくいものなので長期的に続けていけば行くほど元が取れて節約になります。マルチや堆肥も工夫すれば0円で済みますよ。

その分手間がかかる?

節約できる分、害虫対策、雑草対策、追肥やら何やら手間がかかるんでしょ?と思われる方もいるかもしれません。

でもそれは大きな間違いです。自然を相手にする農業は、その農法は千差万別。しっかり手入れをする農法もあれば自然に任せる農法もあるのです。どんな方法を選んでも良いですし、自分なりの農法を編み出すこともできます。

我が家では害虫対策や雑草対策、追肥はしていません。適当なタイミングで雑草を刈り、雑草をそのまま畑に置いています。そうすると益虫の住処にもなりますし、自然に分解されて堆肥にもなります。このように手を抜いていても収穫はちゃんと出来るのが家庭菜園の魅力です。

家庭菜園のメリット 4.新鮮な野菜が手に入る

スーパーで野菜を購入すると、どんなに早くても

  1. 農家さんが収穫
  2. 梱包、発送
  3. 店頭に並ぶ

の過程を踏まなければいけません。恐らくですが一時間以上はかかってしまうものでしょう。

さらに、スーパーで沢山並んでいる野菜は必ずしも新鮮とは限りません。

家庭菜園は家の庭などで育てていれば10分以内には調理可能です。庭に行って収穫、洗って調理開始なので採れたての新鮮な野菜を食べることが出来ます。

新鮮な野菜って美味しいの?

新鮮な野菜って美味しいの?と思いますが、種類によってはびっくりするくらい違います。

1. トマト

トマトは、収穫後すぐに食べることで甘みと酸味のバランスが最高の状態になります。スーパーで売られているトマトは、未熟なうちに収穫されることが多いですが、家庭菜園などで完熟させてから収穫すると、格別な味わいです。

2. きゅうり

きゅうりは収穫してすぐに食べると、シャキシャキした食感とみずみずしさが際立ちます。時間が経つと水分が抜け、弾力や風味が失われやすいため、収穫後すぐが最も美味しいタイミングです。

3. レタス

レタスは、新鮮なほど歯ごたえとシャキシャキ感が強く、サラダなど生で食べる際にその差が顕著です。収穫後、時間が経つにつれて葉がしなびてしまうため、収穫直後に食べると爽やかな風味が楽しめます。

4. ほうれん草

ほうれん草は、収穫直後に食べると、甘みと柔らかさが最大限に引き出されます。時間が経つと、葉が硬くなり、風味が少しずつ落ちるので、特に生や軽く茹でて食べるときは、新鮮さが重要です。

5. にんじん

にんじんは収穫直後が最も甘く、風味が濃い状態です。土から引き抜いたばかりのにんじんは、水分を多く含んでおり、時間が経つと乾燥して食感が変わってしまうため、できるだけ早く食べるのがベストです。

6. さやいんげん

さやいんげんは、新鮮なうちに食べると、サクサクとした食感が際立ちます。時間が経つと皮が硬くなり、風味も落ちるため、収穫後すぐに調理するのがおすすめです。

7. ズッキーニ

ズッキーニも収穫後すぐに食べると、独特のやわらかさとみずみずしさが楽しめます。時間が経つと水分が抜けやすく、風味が失われるので、収穫直後が一番美味しいタイミングです。

8. 枝豆

枝豆は、収穫後すぐに茹でると、甘みと旨味が最も濃縮されています。時間が経つにつれて糖分が減少するため、新鮮なうちに調理することで、最高の風味を楽しむことができます。採って直ぐに塩ゆですると市販のものより断然美味しいですよ。

9. とうもろこし

とうもろこしは、収穫後すぐに糖分がでんぷんに変わり始めるため、できるだけ早く調理することが美味しさの秘訣です。収穫直後のとうもろこしは、特に甘くジューシーです。

10. ピーマン・パプリカ

ピーマンやパプリカは、収穫したてが一番フレッシュで、甘みや香りが強いです。時間が経つと風味が少し落ちるため、生で食べるときは特に新鮮なものがおすすめです。

家庭菜園のメリット 5.スーパーで手に入りづらいものも育てられる

珍しい野菜というわけではないけど流通量が少ないものってありますよね。ハーブ類は特にそう言ったものが多いです。しかし家庭菜園で育てるといつでも新鮮なハーブが取れます

また、スーパーではなかなかお目にかかれないのが規格外の野菜や間引きした野菜です。

例えばキュウリは沢山収穫できる分、収穫時期を逃すと大きくなってしまいます。しかし少し大きくなったキュウリは青臭さが少し抜けて食べやすかったりもします。

種から育てた野菜は間引きが必要になりますが、間引いた小さな野菜は食べられることが出来ます。ミニチュアで可愛いながらも栄養はたっぷり入っているので楽しみながら食べることが出来ますよ。

また、ちょっと変わった品種の種を植えれば他ではなかなか手に入らない野菜も育てることが出来ます。「普通の家庭菜園だとつまらない!」という方におすすめですよ^^

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