田舎暮らしvol.7 田舎の子育ての大変さと楽しさ

田舎で子育てをする

私はもともと関東出身の都会っ子。

それがどういうわけか中国地方のとある田舎で子育て中。

現在2歳になった娘と夫の3人暮らしです。

周りは田畑と山が広がり、どこへ行くにも車が必要なそんな田舎です。

田舎では病院に行くのも大変

田舎で特に感じた苦労は病院に行くこと。

現在2歳になる子を育てていますが、保育園やらいろんなところで風邪を沢山もらってきます。

それはもう、驚くほどに。

12月の寒い時期ではほぼ半月ぐらいは風邪をひいていたような気がします。

しかし小児科は車で大体25分。仕事終わりに保育園で熱を出した子を拾って、そのまま病院に直行するとなると

  • 仕事場~保育園→30分
  • 保育園~病院→30分
  • 病院にかかる時間→40分
  • 家に帰る時間→20分

更に保険証(場合によっては母子手帳)を家に置いていたら家にいったん寄る時間も必要です。

なので急に熱など出した場合は大体2時間以上はかかります。病院は時間帯によっては混んでいたりがら空きだったりしますが、私の住む地域では小児科だけで言えばまあまあ空いています。

それに待合室にいるのは高齢の方も多く、娘が元気(風邪なのに)にはしゃいでいても嫌な顔どころか喜んでくださることも。

なので、田舎での病院は「行くのはまあまあ大変だけど、病院での待機~処方を受け取るまではまあまあ楽」という結論です。

田舎のママ友作りは難関?

田舎ではママ友作りはどうなんでしょうか?

ママ友が居ると情報交換や良き相談役になってくれたり、子ども同士が仲良くなるきっかけにもなります。

しかし田舎ではそもそもママ友が圧倒的に少ないです。浅く広く色んな人と付き合うというよりは、濃く狭く、付き合うという感じ。

もし合わないな、という方がいると大変かもしれませんね。

実際のところ、同じような移住者組は波長が合って結構仲良くできたりもしますし、ネットで見るようなやばいママさんは今のところお見かけしません。

田舎の人間関係についてはこちら↓の記事でまとめています。

こちら↓ではコミュ障の私の体験談を盛り込んだ記事です。

田舎で感じる子育てのギャップ

都会で25年間ほど過ごしてきた私が田舎に住んでみて感じた子育てのギャップはいくつかあります。

田舎と都会の遊ぶところのギャップ

都会では歩ける距離にそれなりの公園があるのが当たり前で、「今日はあっちの公園、明日はあっちの公園」なんてルーティーンも。

室内の遊べる施設も充実しているので雨や夏の暑い時期でも安心して遊べます。

そしてそこから他の子と遊ぶというコミュニケーションも。

しかし田舎では公園は結構遠い上に、そんなに遊具がない。

そして人もいないし、冬は雪と寒さで沢山は遊べない。

だが、田舎の遊ぶところだって負けちゃいない。

田舎の家は庭も広いし、部屋も広い。子ども専用プレイルームや誰の目も気にせず遊べる庭がある。

川に庭に、畑だって彼らにとっては大冒険できる遊び場になってくれる。

自然と田舎のゆるさが子どもと親を育てる

田舎のいいところは子どもがのびのび育つということ。

隣の家は数メートルは離れているし、家自体も広く遊びたい放題。庭もあるのでいくらでも外遊びが出来ます。

そして春には桜や色とりどりの花が咲き、ホタルが見られ、夏には川遊び。庭で家庭菜園をすれば収穫も楽しめます。

そして秋には落ち葉遊び、冬には雪遊び。

しかしそんな楽しいだけではありません。自然の中には知識が必要なこともあるし、いざというときの備えも必要。

都会暮らしだったら絶対にしなかった大量の雪かきや、屋根裏の動物との闘いなど…。

そんな都会になかった自然の豊かさは新米ママだった私をちょっとだけたくましくしてくれました。

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