ギンリョウソウが見られる場所をご紹介!!

nature&science topix

ギンリョウソウとは?

ギンリョウソウはその見た目からユウレイタケなどの別名も持っている腐生植物の一種です。

うっすらと透明がかった白が美しく、植物とは思えない姿をしていますね。しかし、ギンリョウソウはれっきとした植物です。メカニズムとしては…

森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生する菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的には菌類に寄生し、間接的には菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。 (Wikipediaより)

ミヨ
ミヨ

要するに、菌から栄養を貰って生きている植物なんですね。

なので、本来植物が持っている葉緑体を持っていないため、こんなに真っ白な姿に!

どんな場所に生えている?

さて、この珍し生態をもつギンリョウソウはどこで見ることが出来るのでしょうか?

針葉樹林や広葉樹林のしめった腐植に生える。(Wikipediaより)

とのことですが、山に入ったからといって容易に見れるわけではありませんね。

また、花期は5月~8月頃に見ることが出来ます。

今回はそんなギンリョウソウが見られる場所を紹介していきます。

ギンリョウソウが見られる場所 『国営武蔵丘陵森林公園』

国営武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡滑川町に位置する森林公園です。

広い敷地の中には、花畑や子どもの遊べる施設、BBQなど多種多様な楽しみ方が出来るのが特徴です。

ギンリョウソウは例年6月頃が見ごろの様で、泥沼』と『あざみくぼ沼』で見られるそうです。詳しい場所は国営武蔵丘陵森林公園のHPでご確認ください。

ギンリョウソウが見られる場所 『富山県中央植物園』

富山市婦中町に位置する植物園です。

『県中央植物園の木陰 ひっそり まるで幽霊 ギンリョウソウ咲く』(中日新聞)より、

2023年の6月にギンリョウソウを確認できたそうです。

まだ新しい情報は出ていない様ですが、富山県中央植物園は公式のインスタグラムで情報を発信しているので是非確認してみてくださいね^^

ギンリョウソウが見られる場所 『牧野植物公園』

牧野植物公園は、高知県高知市に位置し、牧野富太郎記念館などの施設や、豊富な種類の植物を見ることが出来ます。

2020年4月に土佐の植物生態園にでギンリョウソウを確認することが出来たそうです。

ギンリョウソウが見られる場所 『秋保大滝植物園』

秋保大滝植物園は宮城県仙台市に位置する植物園です。

様々な植物がみられ、秋保大滝と隣接しているのが特徴です。

ギンリョウソウが見られる場所 『日光植物園』

日光植物園は、栃木県日光市に位置する植物園で、『小石川植物園』の分園です。

ギンリョウソウは主に例年5月頃に開花が見られるそうです。

詳しくは公式のXやホームページなどでご確認ください。

ギンリョウソウが見られる場所 『高尾山』

高尾山は東京都八王子市に位置する山で、登山者が多く訪れる人気の山です。

ギンリョウソウは6月下旬から7月下旬の3~4合路、奥高尾で見られるそうです。(599WEB )より。

ギンリョウソウが見られる場所 『尾瀬』

福島県、栃木県、群馬県、新潟県に位置する国立公園です。

ギンリョウソウは、6月上旬~7月上旬に見られるそうです(尾瀬保護財団)より

尾瀬は特に場所が広いので、確実にみられる場所というのは特定が難しいですが、三平峠という場所で確認できたという情報も。

ギンリョウソウが見られる場所 『白駒池』

白駒池は長野県南佐久郡に位置する池で、幻想的な池や苔、原生林が見られます。

ミヨ
ミヨ

ちなみに、筆者も7月頃に白駒池にいったことがあり、ギンリョウソウを見ることが出来ました!

ギンリョウソウが見られる場所 まとめ

ギンリョウソウが見られる時期は5月から8月と期間は長いように見えますが、湿気や気候などで大きく左右されてしまうので確実に見れるというわけではありません。

近年では植物園や自然公園でも公式のSNSで開花情報などを発信していることが多いので、確実に見られたい方は是非参考にしてみてください。

珍しい植物ですが、見れても採ったり、道を外れて踏み込んだりせずマナーを守って楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました