家庭菜園で野菜を育てていると、心配になるのが台風による被害です。
せっかく育てたトマトやキュウリが倒れたり、強風で枝が折れたりすると、とてもショックですよね。
しかし、台風が来る前にしっかり対策をしておけば、被害を大きく減らせる可能性があります。
この記事では、家庭菜園でできる台風対策を「台風前」「台風中」「台風後」に分けて詳しく解説します。
家庭菜園で起こりやすい台風被害
台風では次のような被害がよく発生します。
- 強風で野菜が倒れる
- 支柱が抜ける・折れる
- 枝や茎が折れる
- 実が落ちる
- 長雨で根腐れする
- 土が流される
- 病気が発生しやすくなる
特にトマトやナス、キュウリなど背が高くなる野菜は強風の影響を受けやすいため注意が必要です。
【家庭菜園の台風対策】台風が来る前にやるべき対策
台風前の家庭菜園チェックリスト
台風が近づいてきたら、被害をできるだけ減らすために早めの対策が大切です。
台風が接近する前に、以下の項目を確認しておきましょう。
- □ プランターを室内や風の当たりにくい場所へ移動した
- □ 背の高い野菜の支柱がぐらついていないか確認した
- □ 必要に応じて支柱を追加し、株を固定した
- □ 収穫できる野菜や実を早めに収穫した
- □ 防風ネットや不織布をしっかり固定した
- □ マルチや防草シートが飛ばないよう固定した
- □ ジョウロや鉢、園芸用品など飛ばされそうなものを片付けた
- □ 畑やプランター周辺の排水状態を確認した
- □ 排水溝に落ち葉やゴミが詰まっていないか確認した
すべての対策が必要とは限りませんが、自宅の家庭菜園の状況に合わせてできることから準備しておくと安心です。
特に、プランターの移動・支柱の補強・収穫できる野菜の収穫は、台風が近づいてからでは難しくなることもあるため、早めに行っておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】① プランターは風が当たりにくい場所へ移動する
プランター栽培なら、できるだけ
- 軒下
- ガレージ
- 玄関前
- 室内
などへ移動しましょう。
無理に外へ置いたままだと、プランターごと飛ばされる危険があります。
大型プランターは壁際へ寄せてまとめるだけでも効果があります。
【家庭菜園の台風対策】② 支柱を補強する
支柱は一本だけでは倒れやすくなります。
おすすめなのは
- クロスに固定する
- 追加支柱を立てる
- 麻ひもで数か所結ぶ
ことです。
ぐらついている支柱は、深く差し直しておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】③ 防風ネットを設置する
風が直接当たらなくなるだけで、被害はかなり軽減できます。
防風ネットは
- 菜園全体
- プランター周辺
- 背の高い野菜
に設置するのがおすすめです。
家庭菜園を毎年続ける方なら、一枚持っておくと台風だけでなく冬の強風対策にも使えます。
【家庭菜園の台風対策】④ 実を早めに収穫する
食べられる大きさまで育っている野菜は、少し早めでも収穫しましょう。
例えば
- トマト
- ナス
- ピーマン
- オクラ
- キュウリ
などは追熟するものもあるため、収穫しておく方が安心です。
【家庭菜園の台風対策】⑤ 不要な枝葉を軽く剪定する
葉が多すぎると風を受ける面積が増えます。
混み合っている部分だけ軽く剪定すると、風の抵抗を減らせます。
ただし、切り過ぎは株の負担になるので注意しましょう。
【家庭菜園の台風対策】⑥ マルチを固定し直す
マルチがめくれると
- 根が乾燥する
- 茎が傷付く
- 周囲へ飛んでしまう
ことがあります。
マルチ押さえやピンを追加して固定しておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】⑦ 肥料や農薬、園芸用品を片付ける
飛ばされる危険があるため
- 肥料
- ジョウロ
- スコップ
- 支柱
- 育苗ポット
などは屋内へ片付けます。
ベランダの家庭菜園で行う台風対策
ベランダで家庭菜園をしている場合は、強風によるプランターや園芸用品の飛散に注意が必要です。
台風が接近する前に、できるだけ早めに対策を行いましょう。
【家庭菜園の台風対策】プランターや鉢は室内へ移動する
小型のプランターや鉢は、できるだけ室内へ移動するのがおすすめです。
ベランダでは強い風が吹き抜けることがあり、プランターが倒れたり、鉢が飛ばされたりする可能性があります。
室内へ移動できない場合は、できるだけ風の当たりにくい場所へ移動し、倒れにくいようにまとめて置きましょう。
【家庭菜園の台風対策】飛ばされそうな園芸用品を片付ける
ベランダに置いてあるジョウロ、空の鉢、園芸用の道具なども、強風によって飛ばされる可能性があります。
家庭菜園の植物だけでなく、飛ばされそうなものは事前に室内へ移動するか、しっかり固定しておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】ベランダの排水口を確認する
台風では強風だけでなく、大雨にも注意が必要です。
ベランダの排水口に落ち葉や土、ゴミなどが詰まっていると、雨水が流れにくくなる可能性があります。
特にプランター栽培では、植え替えなどでこぼれた土が排水口に溜まっていることもあります。
台風が接近する前に排水口を確認し、ゴミや土を取り除いておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】大型のプランターは無理に移動しない
大型のプランターは、無理に持ち上げるとケガや腰を痛める原因になります。
特に台風が接近して風が強くなってからの作業は危険です。
移動が難しい場合は、壁際などできるだけ風の影響を受けにくい場所へ寄せたり、周囲に倒れやすいものがないか確認したりしておきましょう。
【家庭菜園の台風対策】台風中は無理に畑へ行かない
野菜が心配でも、台風の最中は外へ出ないようにしましょう。
飛来物や転倒事故の危険があります。
安全を最優先にしてください。
【家庭菜園の台風対策】台風後にやること
【家庭菜園の台風対策】折れた枝は早めに切る
折れた枝をそのままにすると病気が入りやすくなります。
清潔なハサミで切り戻しましょう。
【家庭菜園の台風対策】土の状態を確認する
長雨で
- 水浸し
- 泥だらけ
- 根元がえぐれている
場合は、乾いてから軽く土寄せをします。
【家庭菜園の台風対策】病害虫をチェックする
台風後は湿度が高く
- うどんこ病
- ベト病
- 灰色かび病
などが発生しやすくなります。
葉の裏まで確認しましょう。
【家庭菜園の台風対策】倒れた株を立て直す
完全に折れていなければ、
- 支柱
- 麻ひも
で固定すると回復する場合があります。
無理に引っ張ると根が切れるため、ゆっくり作業してください。
【家庭菜園の台風対策】台風対策にあると便利な園芸用品
家庭菜園では次のようなアイテムがあると安心です。
- 防風ネット
- 支柱
- 支柱固定クリップ
- 麻ひも
- マルチ押さえ
- 土のう袋
- 園芸用ハサミ
- ブルーシート
- 集草バッグ
毎年台風が来る地域では、シーズン前に準備しておくと慌てずに済みます。
【家庭菜園の台風対策】防風ネット
強風が野菜に直接当たるのをやわらげるために使います。
畑の周囲や風が当たりやすい場所に設置すると、茎や葉への風の影響を減らせます。
支柱と組み合わせて、しっかり固定して使用するのがおすすめです。
【家庭菜園の台風対策】支柱
トマトやナスなど、背の高い野菜が倒れるのを防ぐために使います。
台風前に支柱のぐらつきを確認し、必要に応じて追加すると安心です。
株だけでなく、支柱そのものをしっかり固定することが大切です。
【家庭菜園の台風対策】支柱固定クリップ
野菜の茎を支柱に固定するためのアイテムです。
強風による茎の揺れを減らし、折れや傷みを防ぐのに役立ちます。
麻ひもより簡単に取り付けられるのも便利なポイントです。
【家庭菜園の台風対策】麻ひも
野菜の茎を支柱に結んだり、支柱同士を補強したりするときに使えます。
家庭菜園にひとつあると、さまざまな固定作業に使えて便利です。
茎を結ぶときは、締め付けすぎないよう少し余裕を持たせましょう。
【家庭菜園の台風対策】マルチ押さえ
マルチや防草シートが強風でめくれるのを防ぐために使います。
浮いている部分や端をしっかり固定することで、風によるバタつきを減らせます。
台風前にマルチの状態を確認しておくと安心です。
【家庭菜園の台風対策】土のう袋
大雨によって水が家庭菜園に流れ込むのを防ぎたいときに役立ちます。
水が流れ込みやすい場所に設置して、水の流れを調整します。
畑の浸水や土の流出が心配な場合に便利です。
【家庭菜園の台風対策】園芸用ハサミ
収穫できる野菜を台風前に収穫するときや、傷んだ枝葉を整理するときに使います。
台風後に折れた枝や傷んだ部分を手入れする際にも便利です。
普段の家庭菜園でも使えるため、一つ持っておくと重宝します。
【家庭菜園の台風対策】ブルーシート
園芸用品をまとめたり、一時的に雨や汚れから守ったりするのに使えます。
室内へ移動できない道具をまとめて保護したい場合にも便利です。
野菜に直接かけるより、資材や園芸用品の保管に使うのがおすすめです。
【家庭菜園の台風対策】集草バッグ
台風前の庭や家庭菜園の片付けで、落ち葉や剪定した枝、不要な植物をまとめるのに便利です。
飛ばされそうな枝葉や園芸ごみを事前に片付けておくことで、強風による飛散を減らせます。
使わないときは折りたためるタイプなら、省スペースで収納できます。
【家庭菜園の台風対策】よくある質問
【家庭菜園の台風対策】台風前に水やりはした方がいい?
基本的には不要です。
雨で十分水分が入るため、水のやり過ぎは根腐れにつながることがあります。
鉢植えを室内へ移動する場合のみ、土の乾き具合を見て判断しましょう。
【家庭菜園の台風対策】ビニールをかければ安心?
家庭用のビニールを直接かけると、風であおられて逆に株を傷めることがあります。
防風ネットや専用のトンネル資材を使う方が安全です。
【家庭菜園の台風対策】トマトは寝かせた方がいい?
一時的に支柱を外して寝かせる方法もありますが、家庭菜園では作業中に茎を折るリスクもあります。
支柱を補強して固定する方法の方が、多くの場合は扱いやすいでしょう。
まとめ
家庭菜園の台風対策は、「事前の準備」が何より大切です。
- プランターは安全な場所へ移動する
- 支柱を補強する
- 防風ネットを設置する
- 実は早めに収穫する
- 台風後は病害虫や折れた枝を確認する
毎年の台風シーズンに備えて園芸用品を準備しておけば、大切な野菜を守れる可能性が高まります。
少しの対策が、収穫量や野菜の健康状態を大きく左右します。ぜひ早めの備えを心がけましょう。
家庭菜園に関する記事はこちらから↓










コメント