こんにちは。一児の母、ミヨです。今回は田舎暮らしを考えている人に向けた田舎暮らし賃貸の勧めです。
田舎暮らし初心者の賃貸のメリット
いずれ移住するなら、土地や家を購入しておいた方が安く済むし、メリットがあるのでは…?
という意見もあるかと思いますが、実際そうではない、という点をお伝えしておきます。
田舎暮らし初心者の賃貸のメリット① お試し体験ができる
まず、今まで田舎で暮らしたことがない人が田舎に移住すると
『え、こんなの想定していなかった!』ということが必ず出てくるかと思います。
色々想定して場所を選んだつもりでも、
静かに眠れると思ったら、カエルの声で眠れない
のどかかと思いきや車の往来が激しすぎる
虫が出ると思ったけど想像以上
などなど…住んでみないと分からない事があります。
自然に適応していくのが、田舎暮らしの醍醐味でもありますが、
どうしても譲れない部分やどうしようもないことも出てきます。
そういう場合、家を購入していては適応せざる得ないですが
賃貸の場合は購入の場合と比べて比較的引っ越しやすいのが魅力的です。
例えば
「カエルの声がうるさいから、田んぼの近くはやめておこう」
「県道は車が多いから、少し離れたところに住もう」
など、
住む条件を再設定して探すことが出来ます。
田舎暮らし初心者の賃貸のメリット②土地や家の購入より探しやすい
家を購入するとなると、自分の中の条件も厳しくなりがちですし、
賃貸に比べて物件が少ないことが多いです。
ちなみに我が家では
「いきなり家の購入は厳しいけど、賃貸なら良いですよ」ということで現在古民家を賃貸で借りています。
家の所有者の方的にも、売るより貸す方がハードルが低いのでメリットとなりそうです。
田舎暮らし初心者の賃貸のメリット③賃貸を拠点として次の住処を探せる
少し離れた都会から、田舎で物件を探すとなると、
車で何時間かかけて往復しながら探したり、スマホやパソコンの小さな画面で探さなければいけません。
ある程度住みたい地域が限定しているのであれば、先に賃貸に引っ越して、
その地域に住みつつ、理想の住処を探すというのも一つの手ではないでしょうか。
賃貸に住むことで
ゆっくり時間をかけて探すことが出来ますし、
住む場所が変わることで新しい理想が出来たりします
また、地域に住むことでその地域の情報が手に入りやすくなったり
物件の有力な情報が手に入りやすくなります。
地域の方と交流しつつ、自分の理想は惜しまず発信することで、
自分にとって良い情報が入りやすくなりますよ^^
田舎暮らし初心者の賃貸のメリット④家賃が安い
何といっても田舎は家賃が安いです。
我が家ではもともと60000円以上の家賃を支払っていましたが、
田舎で前の家の3倍くらいの広さで35000円位の家賃で住んでいます。
もちろん、田舎では他にも色々なことでお金がかかることがあるので
「田舎に行ったらなんでも安く済むから田舎に引っ越したい」と言うのはおすすめできません。
田舎に対して自然や文化、暮らし方や働き方など魅力を感じていて引っ越したいという方の方が
田舎に住むのにメリットを感じやすいのではないでしょうか。
家賃が安いのは+アルファのメリットと考えていた方が良いでしょう。
田舎で賃貸を借りるデメリット
田舎で賃貸を借りるデメリットもお伝えします。
田舎で賃貸を借りるデメリット①物件が古いものもある
人が少ないような田舎では、賃貸の為に新築や新しいアパートを建てることは少ないでしょう。
我が家も色々な物件を見ましたがその殆どがかなりの年数がいっておりました。
なので「ピカピカの新築みたいな綺麗な所に住みたい!」という方にはあまりお勧めは出来ません。
とはいえ、物件によっては新築ではないもののリフォームしたてでとても綺麗な物件もありました。
探してみる価値はあるかもしれませんね。
田舎で賃貸を借りるデメリット②DIYができない・しにくい
田舎に住みたい人あるあるかもしれないですが、自分で家の中を改造したり、プチリフォームしてみたりいわゆる『DIY』に憧れる人は多いのではないでしょうか。
しかし、賃貸だと柱や壁を傷つけるようなDIYはなかなかできません。
我が家では優しい大家さんで「好きにやっていい」と言われてますが、なかなか手が出せずにいます。
もしどうしてもやりたい場合は、どこをどのようにするのか事前に大家さんに確認にて許可をもらいましょう。
現在ではホームセンターなどで壁や床を傷つけずにできるDIYアイテムの種類が沢山あるので、
自分のやりたいDIYが賃貸でも出来るかどうかは一度考えてみてもいいかもしれません。
田舎で賃貸を探す方法① 賃貸の家の見つけ方
賃貸の家の見つけ方① サイトで見つける
現在では、ジモティ―(https://jmty.jp/)やその他の不動産業者のサイトで比較的簡単に見つかります。
また、地元特有のサイトや自治体運営のサイトもあるので
「地域名 賃貸物件」などで調べても良いでしょう。
賃貸の家の見つけ方② 地元の人たちを頼る
地域の町おこしの為に活動している方や、地域の困りごとを手広く受け持っているような方が地域に居たりします。
様々な理由で空き家のままで放置されていて、サイトに載っていないような家って結構あります。
空き家になったばかりだったり、手続きが面倒で放置されていたり…。
かくゆう我が家もそうでした。
地元の方の紹介で、サイトでは見つからなかった、とても良い物件をいくつか紹介していただくことが出来ました。
賃貸の家の見つけ方③ 看板を見つける
空き家や売地に立て看板があるのを見たことがある人は居ると思います。
もし住みたい場所が明確なら、その場所に行って自分の足で空き家を探すのもありでしょう。
空き家に立て看板があれば、書いてある不動産業者に連絡をすればOK。
私夫婦は家探しの時によく車で住みたいところを探していましたが、
よく看板を見かける機会がありました。
いきなり電話する前に、看板の不動産名などネットでリサーチしておくのがおすすめです。
田舎で賃貸を探す方法② 売買で紹介された物件を家賃交渉してみる
売買で紹介された物件でも、買わずに家賃交渉できるか聞くのも良いでしょう。
田舎で賃貸より、売買の物件が多いのは、
- 住むのが困難なほど老朽化してる家
- 自分は都会にに住んでいて、管理が難しい
- 賃貸は管理などの面でめんどくさい
など様々な理由があるようです。
ですが、
- 状態が良い家
- 思い入れがあって、壊されたくない
- 田舎に若者を呼び込みたい
という理由から、賃貸でも大丈夫な家も存在します。
田舎で賃貸をおすすめする理由
実は売買よりも賃貸のほうが、貸す側にもメリットがあります。
- いきなり知らない人に全ての権利を譲るのが気がひける
- 売買に比べて動く金額が少ないので契約しやすい
- 思い出の場所を大切にしたい
などなど…。
また、家を所有している人が認知症であった場合も、賃貸の方がメリットがあります。
実は、認知症の方が所有する家は簡単に売買することは困難です。
(グリーン司法書士法人 https://green-osaka.com/online/parents-dementia-sale 参照)
ですが、賃貸であればOK。
税がかかる分、家賃収入があると嬉しいというメリットも。
田舎で賃貸を交渉する方法
田舎で売買物件を賃貸で交渉するなら、都会での賃貸とは全く違うということを心にとめておきましょう。
- 多少汚くてもOK
- 修繕はこちら(住む側)でする
- 地域の人との交流をする
私たちが契約している今の古民家は、嬉しいことに私たちの人柄を信用して下さったという事でしたが、上記のような点が出来る方は、比較的田舎の空き家を賃貸で貸してもらえる可能性が高いかと思います。
契約を結ぶ分、都会のように「なんか汚れてる!」「少しかび臭い」など細かいクレームは家主さんにとって気にしてしまう部分です。
「多少汚れてもいいですし、修繕する箇所はこっちでやっちゃいます」という人であれば快く貸してくれる方が多いでしょう。
また、その地域に住まわれていた方が家主になるなら、ご近所トラブルは避けたいものです。
周囲の方とも積極的になじむ努力をする姿勢があると、家主さん的にも安心ですね。
また、DIYをしたい方なら事前に
「ちょっと玄関のタイルはがれてるんでやり替えても大丈夫ですか?」みたいに聞いておくとベストですよ。
田舎で賃貸を探す方法 【田舎で暮らしたい人おすすめ】総括
田舎の賃貸は都会の賃貸と比べると、違う点が多いです。
ですが、上記でメリットを述べた様に、田舎暮らしを目指している方にとって、賃貸で暮らすというのはハードルをかなり下げるものになるので、諦めず今回の記事を参考にしてみて欲しいです。
今回は田舎に住みたい人に向けて賃貸で住む方法を提案させていただきました。
少しでも田舎暮らしへのハードルが下がってくれれば幸いです^^
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