不思議な植物 1. 巨大な浮葉植物「オオオニバス」
オオオニバスは、南米アマゾン川流域に生息する世界最大級の水生植物。
その葉は直径3メートルにも達し、大人が乗っても沈まない強度を持っています。葉の裏側に張り巡らされた丈夫な構造が、この浮力を生み出しています。
夜に咲く花も魅力の一つで、白からピンクへと色を変えながら短命の美を演出します。
日本では色々な植物園でこのオオオニバスが見られます。
さらには期間限定でオオオニバスにのれるチャンスもあるんです!
こちらの記事ではオオオニバスにのれる植物園を紹介しています。毎年恒例でイベントを行っている植物園や自然公園があるので参考にしてみてくださいね。
不思議な植物 2. 幽霊のような姿を持つ「ギンリョウソウ」
ギンリョウソウは、まるで幽霊のように透明感のある白い植物です。光合成を行わず、地下にいる菌類と共生するという特異な生態を持っていて葉緑体がない為真っ白な姿をしています。
日本の森林でも見られるこの植物は、暗い森の中でその姿を発見した時は衝撃ですよ。
見られる時期は5月頃から7月頃と限定されているものの、自然の多い山では見れる確率は高い植物です。
気温的にも登山に向いている時期なので探してみてください^^
不思議な植物 3. 幻想的な青い花「ヒマラヤの青いケシ」
ヒマラヤの高地に咲く青いケシは、その幻想的な青色が特徴的な「ヒマラヤの青いケシ」。
この花は標高3000メートル以上の厳しい環境でのみ咲くため、「幻の花」とも呼ばれています。
人工栽培は非常に難しく、その美しさに出会える機会は限られています。
そんなヒマラヤの青いケシが見られる場所をこちらの記事ではまとめています。
観光地や避暑地が多いので是非一度足を運んでみては?
不思議な植物 4. 花の個性を楽しむ「変化朝顔」
江戸時代から続く園芸文化の中で発展した変化朝顔は、葉や花の形状が大きく変化することで知られています。い
普段見る朝顔とは全く違い、色や形、葉や蔓にも大きな違いを生み出します。
葉挿しや株分けではなく、種子からでしか作れない変化朝顔は園芸植物の中では作り出すのがかなり難しい植物でとても貴重なんですよ。
そんな変化朝顔は夏の季節限定で様々な場所で展示会が開催されます。場所によっては貴重な変化朝顔の種を入手できるところも!
不思議な植物 5. 天空を飾る「キソウテンガイ」
キソウテンガイは、ナミブ砂漠で見られる植物で名前の通り奇想天外な生態を持つ植物です。
他の植物のように茎から葉を次々出して成長していくのではなく同じ葉を延々と伸ばし続けます。
また、見た目からは想像もつかないほど寿命が長いのも特徴です。
まるでファンタジーのようなこの植物ですが、実は日本の植物園でも観察が可能。
こちらの記事ではキソウテンガイが見られる植物園をご紹介しています。
不思議な植物 6. 世界一臭い花「ショクダイオオコンニャク」
ショクダイオオコンニャクは、その巨大な花序と腐った肉のような強烈な臭いで知られています。
数年に一度しか咲かないこの植物は、咲くたびに多くの人々を引きつけます。
開花の度に各地でニュースになっているのを見た人も多いではないでしょうか?
ショクダイオオコンニャクは様々な植物園で育てられており、その様子が逐一報告されています。
こちらの記事ではショクダイオオコンニャクの見られる植物園とその状況を紹介しています。
不思議な植物 7. 宝石のような「ヒスイカズラ」
フィリピンの熱帯雨林に生息するヒスイカズラは、その翡翠のような美しい緑青色の花が特徴です。
他の植物では見られない花の美しさと形は一度直接お目にかかりたいものです。
温室で育てられ、様々な植物園で見ることが可能です。
こちらの記事ではヒスイカズラの展示をしている植物園の紹介をしています。
まとめ
これら7つの植物は、それぞれが独自の特徴を持ち、私たちに自然の神秘を教えてくれます。驚きと感動に満ちたこれらの植物たちから、地球の豊かな生物多様性と、それを守る重要性を学ぶことができます。
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