こんにちは。一児の母、ミヨと申します。今回は産後の私が陥ったスマホの悩みの解決方法について解説していきますね。
産後のママは忙しく、メンタルの不調もおきがちですよね。
ついつい、赤ちゃんが寝た時を見計らってスマホを覗いて
気が付いたらすごい時間が経っていた…なんてこと、起きてはいませんか?
ここでは一児の母である私が実際に感じた、産後のママが気を付けるべきスマホの扱い方について解説していきます。
産後のママがスマホを気を付けるべき理由
産後、赤ちゃんと二人きりで一人の時間が欲しかった私は、赤ちゃんが寝た後を見計らってよくひたすらスマホを見ていました。赤ちゃんがちゃんと寝る時間がまとまるにつれてスマホを見る時間も伸びていきました。
そしてついには4,5時間スマホを見る様になっていました。その時、実際に私の身に起きたことを紹介します。
スマホを見過ぎた産後ママの私に起きたこと
スマホを長時間やっていた私の身には以下のようなことが起こりました。
- 寝不足や肩こりなどの体調不良
- SNSでメンタル不調を起こす
- 検索魔になる
- 現実逃避しすぎる
それでは一つずつ解説していきます。
寝不足や肩こりなどの体調不良
「赤ちゃんが寝たし、スマホをちょっと見てから寝よう…」
スマホのブルーライトが寝る前には良くないと分かっているのにも関わらず、見てしまって目が冴えてしまうことが多々ありました。結局それのせいで寝る時間がどんどん遅くなり、寝不足になってしまうことも。
またずーっと同じ姿勢で見てしまうせいでストレートネックになってしまい、同時に肩こりもひどくなりました。ただでさえ赤ちゃんの抱っこで肩が凝りがちなのに、さらに追い打ちをかけてしまっていました。
また、もともと肩こりで肌荒れを起こしやすい(血行不良のため)私はニキビなどの肌荒れも悪化してしまいました。
SNSでメンタル不調を起こす
SNSでよく見かけるのが「キラキラな子育て」や「やたらとげのある悪口」が目につきます。
比べても、自分と関係ないと思っても仕方がないのに嫌でも目に入ってくる情報と比べてしまい、意味もなく落ち込んだり傷ついたり。しかもびっくりすることに、落ち込んだり傷ついたりしていることに、気が付いてなかったことが恐ろしかったです。過多な情報の中で自分の感情と向き合わずに過度のインプットをし続けていたせいなのかなと思います。
検索魔になる
初めての育児で分からない事だらけだった私は「これは平気?」「これは大丈夫?」とひたすらネットで検索をしていました。しかも正確な情報か分からないのでいくら調べても不安は消えません。
結局、心配な事が消えることはあまりなく、むしろ不安を煽る商売文句に踊らされて心配な事がどんどん出てきていました。
現実逃避しすぎる
動画配信アプリは気分転換にはうってつけ。ずっと泣いている赤ちゃんを相手にすると自分の時間が欲しくてついつい見てしまいました。知識系や自己啓発系などならまだしも、あまり参考にならないものをぼーーとみていてかなりの時間を費やしていたことに気が付いて自己嫌悪の日々でした。
そしてその自己嫌悪のループから逃れたくてまた動画を見てしまう日々。負のループが出来てしまいました。
あなたは大丈夫?確認してみよう
もしかすると、ギクッとした方がいるかもしれないですね。
自分がスマホを見過ぎかどうかはスマホの設定や、アプリを入れることで簡単に計測できますよ。
また、スマホの依存チェックリストというのもあるので、自分がどれくらいスマホに依存しているか、気になる方は調べてみてください。
私は、スマホを見ている時間や依存度はともかく
「だらだらスマホを見ている時間って私にとって必要かな?」と考えた時、明らかに必要じゃないと感じました。
そう思ってからはスマホを見る時間は「有意義である」といえるものに限定しようと行動しました。
産後のママのスマホを見る時間を減らす方法
大切なのは、スマホを見る時間を減らすことではなく、「スマホとの付き合い方を見直してより良く生活できるようにすること」ですよね。
ですが、私にとって一番の問題は「スマホのだらだら見によって一日が短い」事が問題でした。
私はスマホを見る時間を減らすべく、以下の方法を試しました。試行錯誤しながら、今ではスマホをじーっと眺める時間は無くなり
有意義な時間を過ごせていますよ。
- 使用時間を把握できるアプリを使用する
- アプリを消す
- スマホをない時間を決める
使用時間を把握できるアプリを使用する
まずは「自分が一体どれくらいスマホを利用しているのか」を確認しましょう。自分が思っているより使っていたりしてびっくりしますよ。自覚をするとより問題点が明確になるので危機感が増します。
またアプリには使用時間が長すぎると警告してくれるものもあるので活用してみてください。
アプリを消す
長時間使ってしまうアプリは思い切って消してみましょう。
どうしても必要なものなら残しておいてもいいですが、なくても困らないものは消してしまうと案外スッキリしますよ。私は動画配信アプリなどは一つだけにし、ゲームなども全て消しました。
また消したくない場合はなるべく開かなくていいようにフォルダに入れたり一番よくみるホーム画面からは消しておくと「うっかり見」を防げるのでお勧めです。
スマホを見ない時間を決める
スマホを見ない時間を作ることもおすすめです。スマホを見ないように見えない所に隠しておいて、余計な通知が鳴らないようにしておきます。
できれば電源を切っておくとうっかり手に取ってしまうこともなくなります。
私は朝はスマホを手に取らないようにして、15時~17時くらいは気分によって電源を切っています。特に朝にスマホを見ないようにすると頭がすっきりしますし生産性が高くなるのでおすすめです。
また、電源を切る時は頻繁に連絡を取る人に事前に言っておくと、トラブルにならなくてすみますよ。
このようにスマホなどのデジタル機器と距離を置くことをデジタルデトックスと呼びます。デジタルデトックスについての記事はこちらでも書いているので見てみてください^^
アナログを利用する
近年ではなんでもスマホで管理したりする時代ですが、思い切ってアナログを活用してみましょう。例えば【手帳】です。スマホの方がさっと確認できて場所も取らないですが、手帳には手帳の良さがあります。
自分なりのアレンジができたり、気分が上がるデザインに仕上げたり。
他にも、電子書籍から紙の本にしたり、メモもメモ帳や付箋を使ったり。アナログの楽しさに目覚めると自然とスマホを見る時間も少なくなりますよ。
産後のママのSNSとの付き合い方
次にSNSとの付き合い方です。SNSでよく感じていたのは、人を傷つける発言を見たり誰かが「炎上」していると非常に不快な感情が出てきました。
しかし様々なSNSでは結構有益な情報やライフハックが発信されていたり、孤独感を感じやすい子育て時期には応援をしてくれる声がありがたかったりもします。
私は以下のことを気を付けるようにしてSNSと上手く付き合うようにしていました。
- 気分が悪いと感じたら離れる
- 唯一の居場所にしない
気分が悪いと感じたら離れる
これは私にとってとても重要でした。毎日のようにどこかで誰かが傷つける発言をしたり、炎上を面白がったりしています。自分は悪くないのに責められているような気になったり、嫌な気持ちになりますよね。
私は「あなたはそう思うんだね。私はそうは思わないよ。」と心の中で唱えてそっとアプリを閉じます。このように心の距離を適切に守って、自分自身を大切にしましょう。
あなたが気分を悪くしてまで見なくてはいけないものではないのです。
唯一の居場所にしない
孤独感を癒すためにSNSをするのは良いのですが、唯一の居場所にしてはいけません。
あなたが必要として、必要とされるべき居場所は数カ所あるほうが良いのです。もし何かトラブルが起きたり、悪意のあることをされるかもしれません。その時に味方が居なくなったり、それによってあなたが余計に孤独感を感じるなら本末転倒です。
「ここに居場所があるから他はどうでもいい」と考えず、あなたが生きやすくするためにもあなたを必要としている居場所は大切にしていきましょう。
児童館に行ってママ友作ったり、子育て相談室で話を聞いてもらったり、旧友と連絡を取ってみたり。色々な方法で徐々に自分の居場所を作っていきましょう。
産後のママの検索魔をやめる方法
心配性な私はひたすら色々な事を検索していました。それで余計に不安になることが多かったのですがなかなかやめられませんでした。「自分で考えて行動する」力が無くなっていっているようにも感じました。
ですが今では「自分が何か行動するときに手助けしてくれる相棒」として仲良くやれているかなと感じます。
ここでは産後のママが特に調べがちな赤ちゃんのことについて、私が気を付けていた3つのことをお伝えします。
- 根拠があるかないか
- 妄信せず「参考までに」する
- 最終的には専門機関を使って
根拠があるかないか
私が言えたことではないですが、自分が子育てで役立った知識や経験を色々な人が発信しています。「この情報を次のママさんへ伝えたい!」という思いがあるからです。ですが、気をつけなければいけないのは、
「その情報は経験からくるものか、データとして根拠が示されているのか?」ということです。
まるで、一人の子の子育てを「これが子育てのすべて!」みたいに発信している情報は要注意。また、商品購買意欲をかきたてるためにわざと不安を煽るような書き方をしていることもあります。
情報を見る時は「何が参考にされているのか?」を気にしてみてください。私は論文や本、専門家の情報を参考にしているのであれば、「ちゃんとした情報なんだな」と判断しています。
また、最近では医療機関や県が運営するサイトなどから様々な情報が発信されているのできちんとした情報を得たい場合はそういったサイトをみるようにしていますよ。ただ、お子様の体調など不安に感じることはきちんとお医者さんに聞いておくのがベストです。
妄信せず「参考までに」する
子育てで色々調べていると、よく矛盾した情報に鉢合わせます。「私はどっちを信じればいいのよ!」となりますよね。
よくよく分解してみると「まだデータが不十分で曖昧で色んな人の経験だけで語り継がれている分野」だったり「最新のデータと古いデータが混ざっているだけ」だったりします。
なので私は「一つのサイトで得た情報だけを妄信しない」ようにしています。複数のサイトを見て「この情報は言い切っている人が少ない」とか「あっちのサイトではこういってるけど、反対の情報もある」とか気づくことが多々ありますよ。
最終的には専門機関を使って
いくらママがきちんと毎日赤ちゃんを観察していても、医学的な知識や経験はお医者さんの方が上ですよね。不安な事や緊急性が高い(病気やケガなど)場合は迷わず専門機関を頼った方が良いです。
私は定期健診や子育て支援イベントなどで不安だったことをお医者さんや栄養士さんに相談していました。些細な不安もその道のプロに聞くことで安心度が高いです。
産後ママがスマホとうまく付き合えてよかったこと
最後に私がスマホと上手く付き合えてよかった事を紹介しておきますね。
- ストレスが無くなった
- 健康に気を使うようになった
- 行動的になった
ストレスが無くなった
スマホいじりは良き娯楽だと思っていたのに、何故だかスマホを弄っていない時の方が開放的な気分になりました。人からの通知も気にしなくていいし、自由な時間が沢山あることがとても嬉しいです。
過度なインプットで自分を見失う様な感覚は人によってはストレスになるようです。
健康に気を使うようになった
スマホを意識的に使わないようにしているので、健康に対して意識が向くようなりました。
「ちょっと運動の時間を増やそう」とか「食べ物にも気を使おうかな」と考え始めると、自分の行動が少しづつ変わってきます。これから先、我が子の成長を見守っていくためにも自身の健康にも目を向けていきたいですよね。
行動的になった
スマホを弄る時間が無くなった分、暇になるんですよね。そうすると
「この暇な時間をちょっと勉強時間にしようかな」とか「やりたかった手帳タイムを復活させよう」とスマホ弄りの時間が必然的に別の時間にすり替わっていきます。産後、枯渇していた自分の活力が徐々に戻っていく感じが面白かったです。
最後に
スマホはとても便利で今は欠かせない相棒のようなもの。それなら自分を苦しめるものではなく、幸せの為に使えるのが賢い選択です。
一番大切なのは、ママも赤ちゃんも幸せであることです。是非、この記事を参考にして、スマホがその幸せを邪魔する道具ではなく、幸せを手助けしてくれる相棒として上手く付き合っていけるようにしてみてください^^
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