田舎暮らしの物件のおすすめポイント集【立地編】

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ミヨ
ミヨ

田舎暮らしに憧れて、田舎に住んでみたけどなんか違う…

そういう話も聞きますが、もしかすると事前の調査が足りないのかも。

今回は都会から田舎へ引っ越した一児の母の私が『田舎に暮らすならココは見ておいて!』と思った点をご紹介します。

田舎暮らしの物件おすすめポイント 何も考えずに田舎に引っ越すと…

『とりあえずお金で決めた!』や『家の雰囲気だけで決めた!』などあまり何も決めずに田舎へ引っ越すとどのようなことが起きるのでしょうか…?

耐えられないような不便さに直面する

『スーパーまで遠すぎる!』『家の前の道路に除雪車が来なくて大変…』

『近くで土砂崩れが起きた…』 なんてこともあるかもしれません。

事前に調べておけば防げることも沢山あるので、田舎暮らしの場所決めは雰囲気だけで決めない事をおすすめします。

また、耐えられないような不便さは人によって多種多様ですが、だからこそ「これだけは譲れない!」を作っておいた方が良いでしょう。

人間関係に不満が出てくる

事前に周囲に住んでいる人たちがどんな人たちか知らずに引っ越すと、予期せぬトラブルを招いてしまうかもしれません。

田舎では助け合いの精神が息づいている所もあって、それが田舎の魅力でもあります。

ですが密な人間関係になると、トラブルも招きやすいもの。知らずに知らずのうちに巻き込まれてしまったり。

余計にお金がかかる

家賃は安いし、庭で家庭菜園でもすれば安く済みそう…。

そう思っていた私もいました。

ですが田舎でもお金は意外とかかるもの。自治体の参加費用、浄化槽点検代、ガソリン代…。

快適に住もうと思うと、家電や防寒グッズなどで出費が増えることも。

事前に場所のリサーチをしっかりしておけば

『大体これくらいの出費になりそう』と分かって痛手も少なくなるはずです。

場所決めにはかなり時間を要した私たち夫婦ですが、

他にも『そんなの予想してなかった』と感じる事も多々あります。

事前にきちんと対策しておけばよかったと後悔していることも含めて、お伝えするので是非参考にしてみてください。

田舎暮らしの物件のおすすめポイント 田舎暮らしの第一条件

まず、『自分にとってここが譲れない』という条件をいくつか持っておきましょう。

例えば…

景色が良い 川の音がする 山が見える 庭が広い 畑が出来る庭がある

など「田舎ならではを楽しむための条件」と

スーパーや病院が車で10分圏内 ネット回線が繋がっている 浄化槽は嫌

など「生活に関わる譲れない条件」

を抑えておいた方が良いでしょう。  

田舎暮らしの物件のおすすめポイント 田舎を楽しむための条件

田舎の楽しみ方はそれぞれだと思いますが、

我が家では

「景色が良いこと」「開けて日当たりが良いこと」「隣と遠いこと」「庭が付いていること」

でした。

分かりにくい人は

「自分が田舎で何をしたいのか?」にフォーカスを当てて考えるといいかもしれません。

田舎で農業がしたいなら、畑や田んぼが出来る所。

外の景色を眺めながら縁側でのんびりしたいなら、縁側方面の景色が綺麗な所。

釣りや川遊びがしたいならレジャーが出来る川が近い所 などなど。

自分がどういうことをしたいのか、考えてみましょう。

ちなみに我が家は

家庭菜園や子どもの遊べるスペースとして広い庭付きのお家を選びました^^

田舎暮らしの物件のおすすめポイント 生活にかかわる条件

田舎で住むなら、ある程度の不便さも理解した上で、その不便さを楽しむのが良いと思いますが、

どうしても譲れない事ってありますよね。

しかし生活をしていくうえで何が重要なのか、よくわからない方もいると思うので、私が住んでみて必要だと感じたものを紹介していきます。

スーパーとホームセンターが近いか

家で家庭菜園をしていたとしても、スーパーは必須でしょう。

我が家では、車で10分のところに小さなスーパー、車で20分で全部そろえられるスーパー、

大きな商業施設まではおおよそ1時間かかります。

田舎に引っ越して3ヶ月経ちますが、嫌になるほど不便ではない と感じてます。

ホームセンターも同じく必須です。

田舎では多くみられるので、心配はないかと思いますが、何かと必要なものが出てくるのでなるべく近い方が安心かなと思います。

「雪が降ったのに雪かきスコップがない」「電球が切れて暗くて不便」「気が付いたら家にハチの巣。撃退したい。」など急に何か必要になることがあるので、ホームセンターが遠い場合は事前の備えが必要になります。

我が家では20分ほどの距離にスーパーと同じ場所にホームセンターがあります。

特に、田舎に住んでDIYや家庭菜園をしたい人などは頻繁に行くことになると思うので、確認しておきましょう。

その他近くにあると便利な施設

  • ATM…自治体の運営費用の回収、現金決済の店があったり、急な送金など。
  • 郵便局…ATM以外のお金の手続きや送るものがある時に。
  • コンビニ…なんでもできるコンビニが少しでも近くにあるだけで快適さが違います。
  • 役所…特に引っ越し直後は頻繁に行き来します。子育てや転職など考えている人は近いと便利。

電波が届くか

現代では欠かせないのがネット。調べ物もそうですが、あらゆる手続きがネットになっているので、ネットなしで生きていくのはかなり不便ですよね。

ネットが繋がるかどうか、もしくはネット回線をつなげられるかどうか確認しておくことは必須と言えるでしょう。

ネットが繋がりさえすれば後からwi-fiなども繋げられるので、家主や不動産業者の方に聞くか、自分で家の前で携帯で確認するのもありです。

除雪車が入るか

特に雪が多い地域では必須の項目かもしれません。除雪車が家の前の道路を通らない時は自分で雪かきをしなければいけません。通勤など外出しなければいけない場合は朝早くに起きて雪かきをする必要があります。

除雪車が通っても、家の前や除雪車が寄せた雪の山をどかす作業がありますが、雪の量にもよりますが1時間かからずにできる作業ではあります。

田舎暮らしの物件のおすすめポイント 引っ越す前に見ておきたいコト

施設や立地以外にも見ておくべきポイントがあるので紹介していきます。

近くに移住者が居るか

同じような移住者の方が居てくれると、心強いというのが本音です。

ご近所付き合いや、地域のことなど移住者だからこその目線で話せる相手が居ると嬉しいものです。

もちろん、移住者の方がいることは必須ではないですが、

居てくれてよかったと思うことは沢山あります。

同じように移住したからこそ、分かってもらえることや悩みなど出てくることはあるので、先輩が居てくれるというだけで心強さが違いますよ。

近隣の人は近くにいるか どんな人か

近隣にどんな人が住んでいるのか、分かれば知っておいたほうが良いでしょう。

「移住して見たものの疎外感半端ない」とか「隣がちょっと変わった人だった」とか。

もし、お家を探している時に近隣の人がいたら声をかけてみてもいいでしょう。

「じつはこのあたりに引っ越そうと思っていて…」など伝えてみて様子をうかがってみましょう。

ご近所さんによっては「え、知らない人が来るのはちょっと…」と思われたり、逆に

「こんな田舎に人が来てくれるなんて…!」と反応はまちまちです。

お互い気持ちよく住むためにも、ご近所さんを知っておくことは必要です。

クマやイノシシが出没する頻度

田舎暮らしといえば、自然の風景を楽しみながら散歩したり、畑や庭いじりをするのも醍醐味ですよね。

しかし、思った以上に害獣被害がでたり、散歩に危険が潜んでいたりするのは考えものです。

自然が豊かなところではイノシシやクマが居るのは当たり前ですが家の近くで頻繁に目撃情報があると心配でな人もいるかもしれません。

近所の方に聞いてリサーチしたり、家の近くに「出没注意」の看板がないか確認しましょう。

災害危険区域かどうか

災害の危険がある場所なのかは事前に調べておく必須項目になります。

国土交通省が運営する

ハザードマップポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/ では

住所などを入力するとその場所でどんな災害が起こり得るのか調べることが出来ます。

ただ、異常気象が起きる近年では、災害とはいつどんな風に起きるかは予想が付きません。自分自身でも実際にその場の状況をみて見る必要があるでしょう。

例えば、「裏山と家が近いけど土砂崩れは大丈夫か?」「川が近いけど氾濫しやすいのか」など考えてみた方がいいかもしれません。

避難場所がどうなっているか、家からどれくらいの距離かも、確認しておいた方が良いでしょう。

田舎暮らしの場所決めに不安がある人におすすめの方法

これだけ必要なポイントを言われると、「結局何が必要なんだ!」となりますよね。

我が家でも、住んでみて初めて分かったことや、不満も出てきました。

結局実際に住んでみないと分からないということは沢山あります。

そんな方の為には『賃貸で暮らしてみる』ことをおすすめします。

こちらの記事にて詳しく記載しているので、参考にしてみてください^^

田舎暮らしの物件のおすすめポイント 総括

まとめると田舎暮らしをする上ではまず

1.自分の理想を想像する

2.生活するうえで必要な施設をリサーチする

3.安全な場所であることを確認する

※決めきれない人は一度賃貸に住んでみて、具体的な条件を決めるのもおすすめ

以上のことを抑えて物件探しをしてみてください。

理想の暮らしはすぐに実現するものではありません。

実現するまでの道程も楽しんでいけたらよいですね^^

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