暮らして分かった田舎のデメリット 1.コミュ障には辛い
自然の多い田舎では、イメージ的に「一人のんびりスローライフが出来る」と思われがちですが、実際はその逆です。
田舎ではコミュニケーションが必須です。ご近所さんとの交流はもちろん、イベントでは沢山の人と話しますし、移住してきたとあれば本当に沢山の人から話しかけられます。これは人見知りが激しく、産後あまり人と関わってこなかった私としては苦手とする分野でした。
対処
コミュ障といえど、田舎暮らしのコミュニケーションは暮らしているうちはずっとついて回ります。子どもが生まれれば、それこそもっとコミュニケーションが必須になってくるでしょう。なので、めんどくさいと思わず、積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。気心が知れたら話しかけられても結構気持ちが楽になりますし、案外打ち解けてしまえることも。
方法としてはイベントや交流機会を積極的に参加することです。また、誠実な対応は忘れないようにしましょう。何故なら地域の人たちにとって移住者はよそ者です。打ち解けていないうちは誠実な対応をして信頼してもらいましょう。
なるべく早く仲良くなりたい場合は人の名前をしっかり覚える事。また、引っ越し直後はあいさつ回りも忘れずに。
こちらの記事ではあいさつ回りの方法について書いているので気になる方はチェックしてみてください^^
暮らして分かった田舎のデメリット 2.動物が怖い
田舎では動物がよく出ます。外だとイノシシ、熊、猿など…。家の中ではネズミやテンやイタチが天井裏に棲み付くこともあります。
特に我が家では、家の中でネズミが出たり、天井裏にテンが住み着きうるさくて眠れなかったのを覚えています。
対処
まずは外で出くわすと困るイノシシやクマなどへの対処ですが、第一に「遭遇しない」ことが一番重要です。外を出歩く際には
- クマよけの鈴を持つ
- 人気のない森に入らない
- 足跡や匂い,音に警戒する
ことが重要です。一度森の中でクマやイノシシと遭遇しかけたことがありますが、匂いや音で気配を感じました。
あちらの方が先に人に気が付いていると思われますが、気が立ってなければむやみやたらに襲ってくるわけではありません。あわてずそっと逃げましょう。
次に家の中で遭遇するネズミやテンの対処です。ネズミは特に家の中でエサを求めて徘徊したり、フンもするので直ぐ対処した方が良いでしょう。
我が家ではネズミ除けに超音波で追い払うネズミ除けと粘着式のネズミ捕りを使いました。
超音波式は効くまでに少し時間がかかりました。しかしその後はネズミは殆どでなくなりました。粘着式は特に入られたら困る所(食料系など)に設置。捕まえたネズミは自分で処理する必要があります。軍手をしてネズミに触れないようにしましょう。
また、都会ではドブネズミなどの大きい種類が多いですが、田舎ではハツカネズミという小さめのネズミが出るようです。我が家でも小さいネズミしか見かけなかったですが、出来れば捕まえる前にフンの大きさなどチェックしておくと良いでしょう。
また、エサとなるものを取りやすくしない工夫も必要です。
屋根裏ではネズミの他に、テンやイタチ、ハクビシンなどが挙げられます。田舎ではテンやイタチの方が多いかと思います。春先には屋根裏で繁殖してしまうので、糞尿被害も大きくなります。遭遇次第直ぐ対処した方が良いです。
被害が大きい場合は業者を呼びましょう。我が家では動物除けのセンサーライトやネズミ除けの超音波撃退器が有効でした。
屋根裏の動物の対処についてはこちらに詳しく記載しています。
暮らして分かった田舎のデメリット 3.家が古い
田舎の家は古いことが多いです。実際我が家も木造の古民家に住んでいます。また、暫く使っていない家などもあり、そうすると家の老朽化が進んでいます。隙間風が吹いたり、一部カビっぽい部屋などもあります。
対処
古い家の対処は、DIYをおすすめします。例えば、
- 隙間風→穴埋めパテや補修テープで対処
- 壁が古い→漆喰、壁紙の張り替え
- カビっぽい場所→除湿剤、床下調湿材を使う
- 床からの冷気→畳からフローリングへ(断熱材使用)
DIYをすると自分なりのデザインを楽しめたり、愛着がわきます。我が家では古いトイレをDIYしました。使わない小便器の撤去とタイルを漆喰壁に変えました。古くなりがちな水回り、キッチン、玄関などは少しDIYで手を加えると気分が上がりますよ。
また、古民家はほこりやカビが気になるところ。おすすめなのが空気清浄機の設置です。古民家は古いのでホコリやカビが発生しがちですが、隙間風などからも花粉などが入り込みます。冬は暖房をよく使うので加湿器もあると良いでしょう。我が家では加湿器と空気清浄機がセットになった加湿空気清浄機を使っています。
我が家で使っている加湿空気清浄機についてこちらの記事で書いているので気になる方はチェックしてみてください。
暮らして分かった田舎のデメリット 4.病院が遠い
田舎では人が少ない分、病院も少ないです。我が家の住むところでは病院は車で20分。耳鼻科や皮膚科は車で一時間かかります。自分が体調が悪くても電車を使って移動することも難しく車を運転するしかありません。
詳しくはこちらで田舎の詳しい病院事情を書いています。
対処
もし病気に不安を感じる場合は、病院に通える距離に住むことをおすすめします。
対処としては、怪我や病気の知識を身につけることです。万が一怪我や病気をしても慌てないようにするのと、自分で出来る限りの対処をするためです。現在ではセルフメディケーションといって自分自身で健康を管理し、あるいは疾病を治療するセルフケア(自己治療、じこちりょう)の方法があります。こういった知識を取り入れることでいざというとき慌てず済みます。
また、よく使う薬や怪我に使う包帯やガーゼ、絆創膏などは切らさないようにしましょう。常に健康に気を使っておくのも良いかと思います。睡眠やバランスの良い食事、運動など取り入れましょう。
暮らして分かった田舎のデメリット 5.やる事が多い
田舎では何かと行事が多いもの。しかし、仕事や子育て、家事、土日くらい自分のやりたいことをやりたい日もあります。
しかし田舎の行事にばかり時間を取られてはストレスもたまります。
対処
対処としては、出なくてもいいイベントは出ないという選択をとることです。出るべきイベントや集まりを仕分けしておき、出なくても良さそうなものは事前に出ない旨を伝えておきましょう。
そして出ると決めた行事はきちんとやり遂げましょう。またドタキャンなどは信用を失うので、理由がない限りはやめておきましょう。
出来れば田舎に引っ越す前に、イベントなどについて事前にどのくらい参加しなければいけないのかリサーチしておくと良いでしょう。聞く相手は、地域の人よりも同じように移住してきた人に聞くことをおすすめします。
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