ヒマラヤの青いケシとは?
ヒマラヤの青いケシとは、ケシ科ケシ目のメコノプシス属の植物を指す別称です。
西ヨーロッパ、中央アジア、ヒマラヤの高山地帯などに自生する一年生植物(Wikipedia)で、日本でも植物園などで見ることが可能です。
ネットで検索すると、種なども入手できるので庭などで栽培が可能かのように思われますが、
種子の発芽率が良くないのと自生地が高山地帯の為暑さに弱く、日本の夏の暑さを超えられないず栽培はかなり難易度が高いようです。(Wikipedia)
日本では、北海道や東北地方、中部地方の山岳地帯では栽培が比較的可能とされておりこのような場所で
ヒマラヤの青いケシが見られる場所もあります。
今回はそんな貴重で珍しいヒマラヤの青いケシが見られる場所をご紹介します。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園① 「六甲高山植物園」
六甲高山植物園とは兵庫県神戸市に位置する植物園です。
平均気温は北海道並みの9℃と低く(Wikipedia)、ヒマラヤの青いケシ以外の高山植物や寒冷地を自生地をする他では見られない珍しい植物を見ることが出来るのが特徴です。
去年2023年は5月に開花を見ることが出来たそうなので、例年通りいけば5月頃に開花を見込めそうですね。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園② 「上三依水生植物園」
上三依水生植物園(カミミヨリスイセイショクブツエン)は栃木県日光市に位置する植物園で、ミズバショウやニッコウキスゲなどの希少な植物を見ることが出来ます。
ヒマラヤの青いケシは例年では6月に見頃を迎えるそうです。HPではメコノプシスの名前で紹介されていますよ。
#上三依水生植物園 に咲く青いケシ。
— 塩原温泉観光協会【公式】 (@Shiobara_Onsen) June 16, 2022
高山植物なので暑さに弱く、栽培も難しいそう。
年々温暖化の影響を受けてか花数が少ないそうですが、この先まだ1週間ほど開花を見られそうとの連絡が!
塩原温泉からはお車で20~30分ですので、お越しの際にはどうぞ☺✨https://t.co/6xUAaMe4v1 pic.twitter.com/YhfxK4egKz
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園③ 「白馬五竜高山植物園」
白馬五竜高山植物園は長野県北安曇郡白馬村に位置し、標高1515mのエイブル白馬五竜アルプス平に広がる日本有数の高山植物園です。
白馬五竜高山植物園HPはこちらから。
また、6月は植物園は早期週末限定オープンという事なので、行く前には事前にチェックしておきましょう。
ヒマラヤの青いケシは6月下旬~8月上旬が花期となっています。
メコノプシス・グランディスという名前で紹介されていますよ。
同じ仲間のメコノプシス・ベトニキフォリアも同じ花期で、同じくアルプス平広場、ヒマラヤエリアで見ることが可能です。
こちら2022年の投稿写真ですがとても美しいですね。
残雪残る山の景色を背景に写真を取ることが出来るのがとても魅力的です。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園④「清泉寮」
清泉寮は、山梨県北杜市に位置する宿泊研修施設です。植物園ではありませんが、ヒマラヤの青いケシ、メコノプシスを見ることが出来ます。
コテージ、キャンプ場、レストランや遊歩道などがあり、喫茶メニューの一つである濃厚なソフトクリームが有名です(Wikipedia)。
“ ヒマラヤの青いケシ ”と呼ばれる「メコノプシス」特別ガイドツアーのご案内です!
— 清泉寮 / 公益財団法人キープ協会 (@SeisenryoKEEP) June 10, 2021
神秘的で青い花をつける美しい花です。大変貴重でかつて盗難被害にもあったことから、ツアーにご予約の方のみ対象に限定公開いたします。
6/12(土)・13(日)の10:00~。ご予約はこちら→https://t.co/IroeNCCufO pic.twitter.com/mN4FAK2f3m
ヒマラヤの青いケシはその珍しさから盗掘にもあってしまうそう。
その為清泉寮では、予約客だけが訪れられるようにしています。しかし、ツアーを申し込めば確実にみられるのは嬉しいですね。
ヒマラヤの青いケシの開花期は、5月下旬から咲き始めるそうですが、例年は6月初めからツアーが始まるようです。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園⑤ 「滝野すずらん丘陵公園」
滝野すずらん丘陵公園は北海道札幌市に位置する北海道唯一の国営公園です(Wikipedia)。
キャンプ場や大型遊具、一面花畑のエリアなど、大人も子供も丸一日遊べるような施設になっています。
ヒマラヤの青いケシの開花期は6月中旬から7月初旬あたりのようです。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園⑥ 「中村農園 大鹿村」
長野県下伊那郡大鹿村に位置する中村農園では、ヒマラヤの青いケシが栽培されている様子が見られます。他にも色とりどりの花を見ることが出来ます。
(大鹿村公式ホームページhttp://www.vill.ooshika.nagano.jp/より)
ただ、2022年に閉園した様子もあるので、行く前には要確認です。
ヒマラヤの青いケシの見られる植物園⑦ 「咲くやこの花館」
咲くやこの花館は大阪市鶴見区に位置する植物園で、日本最大の温室を誇ります。
熱帯雨林植物展、熱帯花木室、サボテン多肉植物室、高山植物室などのゾーンに分かれており、様々な種類の植物を見ることが出来ます。
高山植物室にてヒマラヤの青いケシを見ることが出来ます。
高山植物室にて #メコノプシス 1株1輪が開花しています。ヒマラヤから雲南、四川の標高3,500m辺りから自生し、雨季の限られた期間に開花するため、秘境の花とも呼ばれています。見ごろは2-3日中です。久しぶりの #ヒマラヤの青いケシ をぜひお楽しみください✨#咲くやこの花館 #咲くや開花情報 pic.twitter.com/Jt5CnWVxpB
— 咲くやこの花館 (@SakuyaismU) May 23, 2023
2024年4月の現段階で、HPでは展示を見送っている旨の記載があったため、行く前に事前の確認が必要です。
まとめ
ヒマラヤの青いケシことメコノプシスは希少さはもちろん、その美しさから一度は見てみたい植物ですね。
なかなか見れない分、見た時の感動も大きいでしょう。
是非参考にしてみてくださいね。
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