庭を畑に変えるための土壌改良ガイド【田舎で家庭菜園】

スローライフな日常
ミヨ
ミヨ

田舎に移り住んだ人の中には家庭菜園を始める人も多いですよね。しかし、庭はあるものの畑はなかったりするのが現実です。

今回は庭を畑にするための土壌改善の方法を、自分たちの体験を含めて紹介します。

【庭に畑をつくる】土壌改良編 いつからやるか?

庭に畑を作る上で必要なのは、土壌改良です。

多くの野菜は土に栄養がないと大きく育たないですし、水はけが悪いと生育不良が起きたりもします。

土壌改良に要する時間は庭の土の状態によりますが

野菜の植え付けが大体3月なので、3月までに終わらせておく必要があります。

庭を畑にする場合、栄養面や水はけの面からもみ殻や腐葉土や培養土、石灰が必要なら石灰などを入れ込みますが、

土をなじませて植え付けするのに、1週間から2週間置いた方が良いので逆算して土壌改良をしましょう。

【庭に畑をつくる】土壌改良編 何が必要か?

我が家で作業の際に使った道具は

  • 軍手
  • 一輪車
  • とんび鍬
  • てみ

などを使いました。

一輪車

一輪車は「ネコシャ」とも呼ばれています。前輪が一輪のタイヤになっており、小回りが利くのが利点です。

ホームセンターで購入可能です。

土壌改良をしていると、掘り起こした土の中に石など邪魔なものが入っていることがしばしば。一輪車はある程度重たいものでもすいすい運んでくれますし、降ろすのも簡単です。

一輪車に乗せて運び出せば無駄な作業が減るのでおすすめです。

とんび鍬

とんび鍬は開墾に用いられる鍬で、振り下ろした力だけで木の根や切ったり固い地面を掘り起こしてくれる優れものです。

ただ、便利な道具にもかかわらず、ホームセンターではなかなかお見かけしませんでした…。

我が家は楽天で購入しましたが、土壌改良以外でも、畝を作ったりするのに便利だったので重宝してますよ。

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また、とんび鍬についてはとんび鍬の使い方と体験レビュー【家庭菜園にもおすすめ】でレビュー含めて詳しく説明してるので気になる方は覗いてみてください^^

てみ

てみは浅い籠状の形をしており、手で持ちやすいように作られています。

ホームセンターで購入可能で、様々なサイズや穴あきタイプなど種類が豊富にあります。

用途としては、落ち葉や肥料、用土を撒いたり、ちょっとした量の収穫、種まきや掃除の際のチリトリ替わりにも使えます。

値段も安く、使い勝手も良いので一つあると何かを役立つ道具です。

【庭に畑をつくる】土壌改良で必要な土は?

土壌改良に使ったものは

  • もみ殻くんたん
  • 培養土
  • 腐葉土

もみ殻くんたん

もみ殻くんたんは、稲のもみ殻を炭化させた有機資材です。

我が家の庭は、排水性がかなり悪く、長く雨が続くと水たまりが出来るようなこともあります。

もみ殻くんたんは保水性もありますが同時に排水性もあり、余分な水分を排出してくれる役割もあります。

もみ殻くんたんはアルカリ性であり、酸性土壌の中和に役立ちます。これにより、土壌のpHバランスを整え、作物の生育環境を改善します。

培養土

もともとの土はほぼ砂のような状態でした。腐葉土やくんたんだけでは栄養面的にも偏りがあるので培養土を追加しました。

庭より少し高く盛りたいためかなり大量に購入しました。

50リットルほどの大袋の培養土を3,4袋ぐらい使用しました。

腐葉土

腐葉土は枯葉などの堆肥を熟成させたものです。森の土と似ているので植物の成長に役立ちます。

もみ殻くんたん同様に排水性があり、腐葉土自体に微生物や菌は含まれているので、土壌の肥沃度をアップさせてくれる効果もあります。

【庭に畑をつくる】土壌改良のやり方は?

  1. 畑にする範囲を決める
  2. 邪魔な木や雑草などを取り除く
  3. とんびぐわで30㎝ほど掘り起こす
  4. 出てきた石、木の根、枝などを取り出す
  5. 道を作る
  6. 排水性が悪い場合は排水用の穴を作る
  7. 培養土やくんたんを混ぜ込む

畑にする範囲を決める

まずは畑にする範囲を決めましょう。

家庭菜園が初めてであれば、小さい範囲から始めたほうが無難です。開墾に体力を要するので初めは小さくはじめ、徐々に大きくしていくと失敗せずに済みます。

我が家では大体2m×2m位の区画から始めました。

邪魔な木や雑草などを取り除く

次に木や雑草など耕すのに邪魔になるものはどけます。

木がある場合は周りを掘って、根を切り、ちょっと時間が経ってから抜くと取りやすいです。

とんび鍬は細い木の根も切れるので、おすすめです。

とんびぐわで30㎝ほど掘り起こす

我が家では培養土で盛り土をする予定だったので、30㎝ほど掘り起こすだけにしました。

この時も土が硬いのでとんび鍬を使用しました。

とんび鍬は軽く振り上げるだけで深く突き刺さります。

出てきた石、木の根、枝などを取り出す

作物の成長を阻害するような石や木の根などは極力取り除きます。

この時にてみを用意していると小さい石や木の枝など集めやすいです。

大きな石は一輪車を使う事をおすすめします。

道を作る

道となる部分を決め、道と作物を植える場所を区別します。

排水性が悪い場合は排水用の穴を作る

排水性が悪く、道の途中に排水用の穴を作りました。

30㎝程穴を掘り、その中に木の枝や素焼き鉢等の割れたものや砂など入れてそこに水が溜まっていくようにします。

我が家では通路に二カ所用意しました。

培養土やくんたん、腐葉土を混ぜ込む

掘り起こした土の中に培養土やくんたんを混ぜ込みます。

作物の植え付けはすぐに行うのではなく1,2週間経っていると土が馴染みます。

道の高さより大体10㎝から⒖㎝くらい高く盛り土をしました。

また、取り除いた雑草なども肥料になるので混ぜ込んでもいいかもしれません。

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