ビルベリーの魅力
ビルベリーの魅力 ①栄養面
ビルベリーは栄養価が非常に高いスーパーフードです。
特に抗酸化作用があるアントシアニンが豊富で、目の健康を保つ効果があります。
また、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維も多く含まれており、免疫力の向上や腸内環境の改善に寄与します。
ビルベリーの魅力 ②育てやすさ
ビルベリーは比較的育てやすい植物です。寒冷地に強く、耐寒性があるため、冬の寒さにも耐えられます。
また、コンパクトなサイズのため、家庭の庭や鉢植えでも十分に育てることができます。
定期的な水やりと適切な土壌条件さえ整えれば、初心者でも簡単に育てられるのが特徴です。
ビルベリーの魅力 ③収穫しやすさ
ビルベリーは収穫も比較的簡単です。果実は小さくて手軽に収穫できるため、家族で楽しみながら収穫作業が行えます。
実際に2歳にならない娘がいますが、ビルベリーがとにかく大好きで自分でとって食べることもあります。(洗って食べてね。)
実のサイズは大きくてもブルーベリーより小さいです。喉に詰まらせる心配が少ないので小さなお子様にも安心です。
また、収穫したビルベリーはそのまま食べるだけでも美味しいですが、沢山採れた時は、ジャムやスムージー、デザートなど、様々な形で楽しむことができます。
ビルベリーの魅力 ④甘酸っぱくておいしい
ビルベリーはブルーベリーと違い、全ての粒の大きさがあまり揃っていることはないです。
直径5ミリのものや3ミリのものあります。しかし、大きさにかかわらず収穫のタイミングをちゃんと見れば、
甘くてとても美味しいです。味にばらつきがあるものの酸味がとても強いものはあまりなく、お子さんでも食べられます。
ビルベリーの育て方
ビルベリーの育て方 ①植え付け方法
ビルベリーを植える際には、酸性土壌を好むため、ピートモスや腐葉土を混ぜた土壌を使用します。
適切なpHは4.5~5.5です。春または秋に植え付けるのが理想的で、苗木を植える際には根をよくほぐし、深さ30cm程度の穴を掘って植えます。
ブルーベリー同様に、酸性土壌が好ましいのですが、日本では特殊な場合を置いて放置されている土は酸性になりやすいです。なので放置されていた我が家の庭では、特にピートモスなどは要れずに植え付けました。
株が弱るようなら酸性の肥料や堆肥の追加を行うつもりですが、半年以上たっても元気なので問題ないようです。
気になる方はホームセンターなどに売っている土壌のphを測る器具を購入してみてください。
ビルベリーの育て方 ②水やりと肥料
植え付け後は定期的な水やりが必要です。特に乾燥しやすい夏場には、土が乾かないように注意しましょう。また、酸性の肥料を年に一度与えることで、健康な成長を促進します。
しかし我が家では化学肥料は使わずに堆肥やオーガニック固形肥料などを使用しています。
化学肥料は即座に栄養になりやすい分、あげすぎると根を枯らしてしまったり、土の状態が悪くなったりするので
扱いが難しく、大雑把な私にはゆっくり栄養になるものを選びました。
ビルベリーの育て方 ③年間の管理方法
春には新芽が出てくるため、剪定作業を行います。
古い枝や病気の枝を切り落とし、通気性を良くすることで病害虫の発生を防ぎます。
夏には果実が熟すので、収穫時期を見逃さないように注意しましょう。
実の収穫のタイミングは『黒くてつやつや』になったらOKです。一気に収穫するのではなく夏の間中に順次収穫する形になります。
我が家では週に2回、ざるを持って収穫しています。
冬には寒さに備えて、根元にマルチングを施すと良いです。
我が家では家に積もった落ち葉をマルチング代わりにしています。落ち葉はいずれ堆肥になりますし、安価で用意する手間もなくてよいですよ。
ビルベリー栽培の注意点
ビルベリー栽培の注意点 ①寒さに強いが、雪の重みに注意
ビルベリーは寒さには強いですが、雪の重みで枝が折れてしまうことがあります。特に積雪の多い地域では、支柱を立てて枝を支えるなどの対策が必要です。
屋根下などは特に雪がなだれてくるので折れてしまう心配も。
ビルベリー栽培の注意点 ②酸性土壌を好む
ビルベリーは酸性土壌で最もよく育ちます。コンクリートの近くなどは土壌がアルカリ性に傾くこともあるんだとか。
もし、上手く育たない場合は土壌の㏗を測ってみた方がいいかもしれませんね。
ビルベリー栽培の注意点 ③心配な場合は鉢植えを
「日当たりが心配」「雪が積もるか分からない」など地植えに不安がある場合は鉢植えでも良いでしょう。
鉢植えなら移動が容易なので生育がよくないと感じれば移動させて対策するのもおすすめです。
ただ、地植えに比べて水切れする可能性があるので水やりには注意しましょう。
ビルベリー栽培の注意点 ④一年目は収穫しすぎない
植え付け後の一年目は、過度な収穫を避けることが大切です。果実を多くつけることで木が弱り、翌年の成長に影響を与える可能性があります。初年度は成長に集中させ、適度な収穫にとどめましょう。
もし収穫しすぎてしまった場合や心配な場合は収穫後9月頃に緩効性肥料を与えておくと安心です。
ビルベリーの栽培は、正しい知識と適切なケアで誰でも楽しむことができます。その栄養価の高さと育てやすさから、家庭菜園の一つとして非常におすすめです。初心者でも簡単に育てられるビルベリーを、ぜひチャレンジしてみてください。
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