見た目が面白い珍しいきのこ11選

スローライフな日常

1. 自然のアート!見た目が面白いきのこの魅力とは

森や山に出かけた際、ふと目を引く“変な色”や“変な形”。それが珍しい「見た目がおもしろいきのこ」たちです。自然が何千年もの進化の末に生み出したこれらの姿は、まさに“森の彫刻作品”。人工的な造形では出せない不思議な美しさが魅力です。

特に最近では、こうしたビジュアルのインパクトが強いきのこがSNSでも注目を集めており、「#きのこ女子」「#森の宝石」といったタグとともに多くの写真が投稿されています。単なる観察対象ではなく、“芸術品”や“癒しの対象”として楽しむ人が増えているのです。

今回は、そんな「見た目に驚く」珍しいきのこたちを厳選し、色や形の面白さ、発見例や注意点も含めて一覧形式で紹介します。


【珍しいきのこ】2. カラフルで幻想的なきのこたち【写真映え系】

【珍しいきのこ】1. ソライロタケ(Entoloma hochstetteri)

まるで空色の染料を吸い込んだような、濃い青〜水色のきのこ。ニュージーランドや日本の一部山岳地帯(近縁種)でしか見られない超レア種で、「空のような美しさ」に多くの自然写真家が魅了されます。


【珍しいきのこ】2. ベニテングタケ(Amanita muscaria)

“絵本の中のきのこ”といえばこれ。真っ赤な傘に白い斑点は、誰もが一度は目にしたことのあるビジュアル。毒きのこではありますが、その可愛さからフィギュアやモチーフとしても人気。


【珍しいきのこ】3. ルリハツタケ(Lactarius indigo)

濃い青〜群青色の傘を持つ、日本では極めて珍しい青いきのこ。断面からも青い乳液がにじみ出る特性を持ち、「青い血のきのこ」とも呼ばれます。


【珍しいきのこ】4. ムラサキシメジ(Lepista nuda)

傘も柄もすべて淡い紫に染まった幻想的なきのこ。林の中で突然この色が現れると、まるで異世界に来たかのような感覚に。


【珍しいきのこ】5. タマゴタケ(Amanita caesarea)

成長初期は白い卵のような殻から、真っ赤な傘と黄色い柄が現れる超個性的なきのこ。イタリアなどでは高級食材としても扱われています。


【珍しいきのこ】3. 奇妙な形のきのこたち【構造が不思議】

【珍しいきのこ】6. キヌガサタケ(Phallus indusiatus)

成熟すると白いレースのような“ベール”を広げる、美しさと不思議さを併せ持つきのこ。朝露に濡れた姿はまさに“森の貴婦人”。


【珍しいきのこ】7. アミガサタケ(Morchella esculenta)

脳のような蜂の巣のような、複雑に入り組んだ傘が特徴の奇妙なきのこ。ヨーロッパでは高級食材として有名です。


【珍しいきのこ】8. サンゴハリタケ(Hericium coralloides)

白い珊瑚が木から生えているかのような、美しくも奇妙なきのこ。全体がフサフサとした繊維でできており、触感もユニーク。


【珍しいきのこ】9. ヤマブシタケ(Hericium erinaceus)

まるでライオンのたてがみ、あるいは揚げた天ぷらのような独特の形。漢方や健康食材としての注目度も高まっています。



【珍しいきのこ】4. 見た目はキレイでも要注意!なきのこ

美しさに見とれて近づいた結果、中毒や命の危険に晒されることもあるのがきのこの世界です。見た目が派手なきのこほど、毒性がある可能性も高くなります。

【珍しいきのこ】10. ドクツルタケ

純白で美しいきのこ。しかし「死の天使」とも呼ばれる致死性の高い猛毒きのこです。誤食例が多発。

【珍しいきのこ】11. カエンタケ

鮮烈な赤い炎のような形状が特徴。触れるだけでも皮膚がただれる危険があり、食べれば死に至ります。


✅まとめ

この記事では、見た目が面白く、写真映えする珍しいきのこを11種紹介しました。なかでも「ソライロタケ」は、自然界でも極めて稀な“空色”を持つ神秘の存在で、多くの人の注目を集めています。

色や形が奇抜でユニークなこれらのきのこは、ただ観察するだけで心が癒される存在。しかしその一方で、毒性を持つものも多いため、見るだけにとどめることが何より大切です。

自然が作り出した究極のアート作品——それが、見た目が面白いきのこたち。ぜひ、あなたもカメラ片手に森の中でこの不思議な芸術と出会ってみてください。

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