2月・3月は日によっては暖かい日もあり家庭菜園を楽しみたくなりますね。
実は計画的に家庭菜園を楽しみたいなら2月・3月にもやるべきことはあるんです。
今回は我が家でも実際にやっていることを含めて2月・3月の家庭菜園でやるべき3つを紹介します。
この記事で分かること
- 2月・3月の家庭菜園でやるべきことがわかる
- 2月・3月の種まきと植え付けについてわかる
- 土壌改良のやり方についてわかる
- 家庭菜園の計画の立て方がわかる
【2月・3月の家庭菜園】 2月・3月の家庭菜園のポイント

2月・3月は冬の寒さがまだ厳しい時期ですが、家庭菜園にとっては春に向けた大切な準備期間です。
ですが2月・3月で家庭菜園の準備をする上で気を付けるべきことがあります。
- 家庭菜園をやる場所が寒冷地か温暖地域か確認する
- 天気予報などを確認し気温の変化に気を付ける
家庭菜園をする上で種まきをすることがありますが、地域によって撒く時期が変わります。
播種をする前に種まきの時期をしっかり確認しましょう。
また、天気の変化にも気をつけて。
折角準備をしても霜や雪で台無しになったりしないようにしましょう。
【2月・3月の家庭菜園】 ①2月・3月に始める種まきと植え付け

家庭菜園といえば苗を買って植え付けが基本ですが、種から育てることでよりリーズナブルに多くの収穫が期待できます。
2月・3月から始める種まきの基本
種まきから野菜などを育てて植え付けをする場合の手順はこちら↓
【2月・3月の種まき~植え付けの手順】
- セルトレーなどに播種
- 適温と水分を保ちつつ発芽をまつ
- 複数の種をまとめて蒔いた場合は間引き
- 発芽し成長したら大きな鉢に植え替えもしくは植え付け
こちらが大体の種まきから植え付けの手順になります。
寒すぎると播種した種がダメになる可能性があるので、適温は守りましょう。
室内で育てるか、温室を用意したり、寒冷紗を用意しておくと○
【2月・3月に種まきできる野菜】
- 葉物野菜:ホウレンソウ、小松菜、水菜、春菊など
- 根菜類:ニンジン、大根、カブ
- 豆類:エンドウ、ソラマメ
2月・3月から始める植え付けの基本
2月・3月でも暖かい地域や環境によっては植え付けも可能です。
ただし、2月から3月は急な気温の変化もあるため、寒冷紗やマルチなどをしっかり準備しておきましょう。
【2月・3月の植え付けの手順】
- 植え付け場所の土壌改良
- 植え付け
- 根が張るまで水やりは丁寧に
霜が降りるような場合は植え付けは控えましょう。
また、根を傷めることがないように土壌改良してからすぐに植え付けるも控えましょう。
【2月・3月に植え付けられる果樹・ハーブ・野菜】
- 果樹:キウィ、ブルーベリー(寒さ対策をしっかり)
- ハーブ:ローズマリー、タイム、ミント(寒冷地は室内育成も◎)
- 野菜:イチゴ、じゃがいも、たまねぎ
【植え付ける野菜・果樹を見極めるポイント】
- 耐寒性があるかどうかを確認する
- 弱っている苗は暖かくなってから
- 迷ったらホームセンターを覗いてみる
何が植え付け時期なのか、自分たちの地域では何が適しているのか。
分からない場合は地元のホームセンターへ行くとその時に適した野菜や果物が出回っているので確認してみましょう。
【2月・3月の家庭菜園】 ②土づくりと肥料の準備

春に向けての土づくりは、2月・3月の間にしっかりと行っておきたい作業のひとつです。
本格的な植え付けは3月から始まりますが、それまでに土づくりを終わらせておく必要があります。
堆肥や元肥を混ぜ込む場合、植え付ける前に土をなじませておく方が良いからです。
土づくりについてはこちら↓の記事でも詳しく書いています。
【土壌改良のポイント】
- 土を掘り起こす(石や分解しきれなかった茎などある場合は取り除く)
- 排水性など改善したければもみ殻くんたんなど混ぜ込む
- 堆肥などを混ぜ込む
また、連作障害を防ぐために、作物の植え付け場所を変える「輪作」を考えるのも重要です。特にナス科やウリ科の野菜は連作障害が出やすいので注意しましょう。
土壌改良をする際におすすめの道具がこちら↓

とんび鍬は軽い力で深く掘り起こせる鍬で開墾や土づくりの際にうってつけです。
↓の記事ではそんなとんび鍬のレビューや使い方を紹介しているので見てみてください^^
【2月・3月の家庭菜園】③ 春に向けた計画と準備作業

2月・3月の間に、春の家庭菜園の計画を立てておくと、スムーズに作業が進みます。
2月・3月で植える植物を決めよう
2月・3月の間に植える植物を決めておくと植え付けや準備がスムーズに行きます。
考えるポイントはこちら
2月・3月の植える植物を決めるコツ
- 季節ごとで植える野菜などを考える
- 収穫時期を考える
- 苗から育てるか種から育てるか考える
- 必要な用品があるか調べる
- 作付面積を調べる
どの植物がどのくらいで収穫でき、どのくらい場所が必要か考えておくと家庭菜園のレイアウトを決めやすくなります。
また、野菜にはそれぞれ豊富な品種があります。初心者におすすめなのは病害虫に強く育てやすい品種がおすすめ。
2月・3月は畑やプランターの準備を考えておこう
【畑やプランターの準備】
- どこに何を植えるかレイアウトを決める
- 必要な種や苗、支柱などの資材を揃える
- 畝や土壌改良などの事前準備
特に、初心者の方は計画的に作業を進めることで、失敗を防ぎやすくなります。
2月・3月の家庭菜園のまとめ
2月の家庭菜園は、冬の終わりと春の始まりをつなぐ大切な時期です。寒さに強い野菜の植え付けや、春に向けた土づくり・害虫対策をしっかりと行いましょう。
また、春夏野菜の計画を立てて育苗を始めることで、3月以降の作業がスムーズになります。家庭菜園を成功させるために、2月・3月の間にできることをしっかりと進めておきましょう!
家庭菜園初心者の方にはこちらの記事もおすすめです。
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