田舎暮らしvol.6 人間関係の大変さを知る

ミヨ
ミヨ

こんにちは。田舎暮らし一年目のミヨです。

今回は一年暮らしてみて感じる田舎の人間関係の大変さについて実話を交えつつご紹介。

田舎暮らしは人間関係が濃い

田舎暮らしはとにかく人間関係が濃いです。

濃いなと感じたエピソードがこちら。

  • 知り合いの知り合いが知り合い
  • 移住したら知れ渡る
  • 出先でも遭遇する
  • イベント数が多い

知り合った人同士が既に知り合いで、移住してきた私たちの事も知っているというのが移住したての時は良くありました。

正直その状況は「何度も同じ自己紹介しなくていいから楽だなあ」と思ったり。

また、出先で遭遇することも多々。私は人の顔を覚えるのが非常に苦手なので、これは本当に困りました。

「あ、○○さん!」と声をかけられても「こんにちわ~。こんなところで会うとは思わなかったです~。」としか言えず…。

田舎は何かとイベントが多いです。毎月の自治会の集まり、一年を通すと、新年会から始まり、お祭り(年2回)、そのお祭り準備のための会議、地域を盛り上げるためのイベントが多数。

それに全部参加しなくても良いですが、仲良くできるきっかけ作りはこういうところしかありません。

楽しいと思う反面、途中で帰りたい気持ちも芽生えたり。

特に私の住む田舎では「みんなで仲良くやろうよ!」という圧を感じることもしばしば。

田舎暮らしで実際にあった人間関係のトラブル

そんな濃い人間関係の田舎ではトラブルもあるようで。

我が家より先に移住してきた方はイベント数が多すぎるあまり家族の時間を大切できず、それがきっかけでイベントに参加するのをやめたそうです。

特にそれで地域の人との関わりが無くなったり、村八分みたいなことが起きるわけでもありません。あえば挨拶、雑談はするし、お祭りも運営に回らないだけで遊びにも来ます。

イベント参加すると仲良くなれる確率は増えますが、その分疲れたり家族の時間が無くなるのも事実。

また、近くの地域でも同じように多すぎるイベントの量に声を上げた人もいるそう。

「人の数が少ないんだから、人一人が負担することが多すぎる!もっとイベント減らせ!」と。

長年続けてきたお祭りなどだとなかなかやめるのも辛い選択ですが、やっている本人たちが苦しくなったり他の人に押し付けようとすることになるなら本末転倒です。

田舎暮らしはコミュ障には辛い?

私は過度なしつけや人間関係での揉め事に疲れてしまい、いわば【コミュ障】。

人が嫌いではないけれど、人の多いところが苦手だったり、他人とずっと一緒にいるのが苦痛と感じてしまったり。

そんなコミュ障が田舎へ行くとどうなるんでしょうか。

私が暮らしてみて思ったのは良い部分も悪い部分もあるということ。

私の住む田舎は、人が少なく、のどかな自然があります。そのせいか住んでいる人たちも温厚な方が多いです。

子どもを連れているせいかいろんな方が優しくしてくれますし、「なんだか私のコミュ障も少し治りそう」と思える日々。

ただ、対人すると過度に緊張してしまう私にとっては、ときおり「ほうっておいてくれ…!」と思うことも。

地元から遠く離れた地域

私は関東のガチ都会の出身で今住んでいるところは中国地方のとある田舎。

地元も遠く、友達もおらず、頼れる親はすぐには来れない。今まで住んでいたところと環境も全く違う。

そんな中で抱えるのはやっぱり寂しさ。

旧友に会いたい、両親が心配、そんな思いはずっとあります。

なので時折連絡をとったり、SNSをみたり。

しかし都会に戻りたいかといえばNO。

田舎のゆるさや自然の豊かさ、過ごしやすさを体感してしまうと都会に簡単に戻ろうとは思えません。

田舎暮らしと人の温かさ

とはいえ、田舎ではその人の温かさに度々驚きます。

時々しか話さないのに、家の前の除雪をしてくれたりとんでもない量の野菜をくれたり、米不足の時にはいろんな方が心配してくれました。

支え合うのが当たり前の田舎では恐らく当たり前のことなのかもしれません。

都会ではありえなかった人付き合いは私にとって困惑そのものでしたが、沢山の人と優しい交流が出来る田舎で育った娘は毎日をのんびり穏やかに過ごせています。

最近では「こんな生活も悪くないね」そう思える日々ですよ。

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