シャープの加湿空気清浄機「KI-RX75-T」は、特に加湿機能において優れたパフォーマンスを発揮します。
乾燥した季節やエアコンで空気が乾燥しがちな室内環境において、適切な湿度を保つことは、健康や快適さを維持するために重要です。
ここでは、KI-RX75-Tの加湿機能に焦点を当て、その利点を詳しく解説します。
また、こちら↓の記事ではKI-RX75-Tの全体的な魅力について解説していますので、より詳しく知りたい方は参考にしてみてください^^
シャープ KI-RX75-Tは最大900mL/hの強力加湿
「KI-RX75-T」は、最大900mL/hという業界でもトップクラスの加湿能力を持っています。
この数値は、一般的な加湿空気清浄機の中でも非常に高い水準であり、乾燥する冬季や湿度が低くなる季節でも十分な加湿を提供します。
特に乾燥による肌荒れや喉の不調を予防するために、この加湿量は非常に効果的です。
広い部屋でもしっかり加湿
KI-RX75-Tは、27畳(空気清浄のみなら34畳)という広い空間にも対応できるため、リビングや大きな部屋でも加湿効果を発揮します。
リビングやダイニングなど、家族が集まる空間でも十分に加湿が行き届き、快適な湿度を保つことが可能です。
これにより、冬場にエアコンや暖房器具を使いながらも、室内の空気が乾燥しすぎることなく、健康的な環境を維持できます。
加湿速度が速い
これは実際に使ってみて感じたことですが、家で使っていた加湿器より部屋全体の湿度を素早く加湿してくれます。
大風量なので素早く部屋全体にいきわたり、また、パワフルに空気を浄化してくれます。
タンク容量が3.2リットルですが、部屋がかなり乾燥している時は朝と夜に水を満タンにします。それを考えるとかなりの水分を空気中に放出できているのかなと感じます。
シャープ KI-RX75-TはプラズマクラスターNEXTとの相乗効果
KI-RX75-Tには、シャープ独自の「プラズマクラスターNEXT」技術が搭載されています。
この技術は、空気中のウイルスやアレルゲンを除去するだけでなく、加湿と組み合わせることで、より清潔で健康的な室内環境を提供します。
乾燥した空気は、ウイルスやバクテリアが繁殖しやすい環境を作り出すため、適切な湿度を保つことは感染症予防にも重要です。
プラズマクラスター技術が加湿と一緒に働くことで、空気中の不純物を効果的に除去し、清潔で潤いのある空気を提供します。
加湿が健康に与える影響
乾燥した空気は、特に冬季に多くの健康問題を引き起こす可能性があります。
喉の乾燥や鼻の粘膜の乾燥は、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスが体内に入りやすくなる要因の一つです。
適切な湿度を保つことは、こうしたリスクを軽減し、免疫機能を正常に保つために重要です。
また、肌の乾燥やアトピー症状の悪化を防ぐ効果も期待でき、特に敏感肌の人にとっては大きなメリットとなります。
乾燥によって引き起こされたこと
我が家は古民家なので隙間風が凄く雪もかなり降る寒い地域。暖房器具が欠かせずその為家の中は常に乾燥していました。
- 乾燥によりほこりやハウスダストが舞う
- 肌荒れ、ドライアイの加速
- 娘の鼻づまりの悪化(それによる夜泣き)
- アトピー、アレルギーの悪化
- のどの乾燥、痛み
特に、ドライアイの加速とアレルギーの悪化で目の炎症が起き、娘の夜泣きのコンボでかなりひどい状態になりました。
家にある加湿器と洗濯物、鍋に水を溜めて沸騰させてましたがそれでも古民家ならではの広い部屋を加湿することは難しかったです。
それがパワフルな加湿力をもつ「シャープ KI-RX75-T」を選ぶきっかけになりました。
シャープ KI-RX75-Tの加湿方法は「気化式」
気化式とは?
シャープ KI-RX75-Tでは、気化式加湿を採用しています。
これは、フィルターに水を含ませ、そこに風を当てて水分を蒸発させる仕組みです。
自然の蒸発を利用するため、加湿のしすぎや結露の心配が少なく、適切な湿度を維持できるのが特徴です。
また、比較的省エネで、電気代の節約にも貢献します。
では、加湿の方法についてそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
1. 気化式加湿のメリットとデメリット
メリット:
- 加湿しすぎにならない
- エネルギー効率が高く、ランニングコストが低い
- 結露の発生が少ないため、家具や部屋へのダメージが少ない
デメリット:
- 加湿スピードが他方式に比べて遅い
- フィルターのお手入れが必要
2. 超音波式加湿のメリットとデメリット
仕組み:水を超音波振動で霧状にして放出する方式です。
メリット:
- 消費電力が少ない
- 加湿スピードが速い
- コンパクトな機種が多い
デメリット:
- 水の管理が重要で、衛生的に問題が発生することがある(水垢やカビが増殖しやすい)
- 加湿の粒子が大きく、周囲が濡れやすい
3. スチーム式加湿のメリットとデメリット
仕組み:水を加熱して蒸気を発生させる方式です。
メリット:
- 加湿能力が非常に高く、スピードも速い
- 水を沸騰させるので、雑菌やカビの心配が少ない
デメリット:
- 消費電力が高く、ランニングコストがかかる
- 本体が高温になるため、特に小さい子供がいる家庭では注意が必要
4. ハイブリッド式加湿のメリットとデメリット
仕組み:気化式とスチーム式、または気化式と超音波式を組み合わせた方式です。
メリット:
- 気化式とスチーム式の利点を組み合わせているため、効率的に加湿ができる
- 加湿力が強く、消費電力も抑えられる
デメリット:
- 本体価格が高いことが多い
- 複数の方式を組み合わせているため、メンテナンスが少し手間になる場合がある
気化式加湿のデメリットを最小限に抑えたKI-RX75-T
加湿方法によって様々なメリット・デメリットがあり、気化式にもデメリットがあることをお伝えしました。
しかし【KI-RX75-T】はそのデメリットを最小限になるよう工夫がされています。
集めた風を2枚の加湿フィルターで加湿し風を2回通すことでより多くの水を気化して放出します。
これにより加湿効率が高く、気化式のデメリットである加湿スピードの遅さを低減ししており、実際使ってみても加湿スピードはかなり速く感じます。
実際に我が家で使っている古いタイプの超音波式加湿(フル稼働)よりタンク容量が多いにもかかわらず早くに水がなくなります。
またお手入れがの手間は実際そんなに感じることはありません。
大体月に一回加湿フィルターを掃除しますが、加湿が必要な時期が⒑月~4月頃までだと推定して、年に6回くらいで大丈夫です。お手入れ自体も大きな手間はありません。
シャープ KI-RX75-Tは加湿タンクの使いやすさと大容量
KI-RX75-Tの加湿タンク
KI-RX75-Tの加湿タンクは大容量の3.2リットルで、頻繁に水を補給する必要がないため(乾燥時は別)、忙しい家庭でも手間なく使用することができます。
タンクは簡単に取り外し可能で、満水時の容量が大きいことから、長時間連続して加湿が行えます。特に、夜間に運転する際や、長時間不在にする際も安心して使用できるのが大きな魅力です。
お手入れの簡単さ
加湿機能の一部として、タンク内の清掃も重要ですが、KI-RX75-Tはお手入れのしやすさも考慮されています。
タンク自体は簡単に分解できるため、定期的に掃除することで清潔な状態を保つことが可能です。
これにより、カビや細菌の繁殖を防ぎ、常に清潔な加湿空気を供給することができます。
気化式は超音波式の加湿器と比べると水垢やカビの心配が少ないので、お手入れに関しても楽だと感じました。
実際のお手入れ方法(今回は加湿フィルターのみ)を説明すると
加湿フィルターとフィルターを受けているトレーを水洗いすればOKです。トレーは取り外しが簡単なので、手入れにかかる時間は⒑分位でしょうか。
お手入れ時期のお知らせ機能
大体月に一回程度、お手入れの時期になると知らせてくれる機能があります。いちいちいつ掃除したか覚えてられない私にとってお知らせ機能はだいぶ助かっています。
お手入れマークのところが点灯するのと声でお知らせしてくれます。
シャープ KI-RX75-T 湿度モニタリング機能
KI-RX75-Tには、室内の湿度を自動的にモニターし、最適な湿度を維持するための自動調整機能が搭載されています。
湿度が下がると自動的に加湿が開始され、一定の湿度を保つために運転が調整されます。
これにより、加湿しすぎや、逆に加湿が不足することを防ぎ、常に快適な湿度を保つことができます。
乾燥の防止と快適な空気環境の維持
湿度が適切に管理されることで、乾燥による不快感を感じることなく、常に快適な室内環境を維持できます。
特に、エアコンや暖房器具を使用すると空気が乾燥しがちですが、KI-RX75-Tの湿度モニタリング機能により、その影響を最小限に抑えることが可能です。
また、過度な加湿を避けることで、結露の発生やカビの繁殖を防ぎ、住環境の劣化を防止します。
また、KI-RX75-Tは常に湿度が表示されています。
シャープ KI-RX75-Tは加湿と空気清浄の連携ができる
KI-RX75-Tは、加湿機能と空気清浄機能を組み合わせることで、より効果的な空気環境の改善を実現しています。
加湿された空気は、乾燥した空気よりも浮遊粒子を吸着しやすいため、加湿空気清浄機は効率的に花粉やほこり、ウイルスなどを除去します。
これにより、アレルギーや呼吸器系の問題を抱える人々にも最適な空気環境を提供します。
実際にハウスダストアレルギーのある夫と喘息持ちの私にとってとっても助かるアイテムになっています。
5.1 花粉やほこりを効果的に除去
春先の花粉シーズンや、ハウスダストが多い環境でも、KI-RX75-Tは加湿によって空気中の粒子を吸着しやすくするため、花粉やほこりを効果的に取り除くことができます。
これにより、アレルギー症状の軽減や、クリーンな空気環境が保たれます。
シャープ KI-RX75-Tで実際に感じる変化
我が家では実際に使ってみて半年以上たちました。空気清浄機能があるので年中使ってますが、乾燥しがちな冬の時期にはかなり助かりました。
実際に使ってみた変化としては
- 加湿スピードが速い
- モニターで湿度が確認できて安心
- お手入れ時期が分かる
- お手入れが簡単
- 広い範囲を加湿してくれる
- 音が静かで夜も安心
シャープ KI-RX75-Tの結論
シャープ KI-RX75-Tの加湿機能は、乾燥する季節やエアコンの使用が多い家庭にとって、快適で健康的な空気環境を提供する重要な要素です。
900mL/hという高い加湿能力と広い部屋に対応する設計、プラズマクラスター技術との組み合わせにより、湿度と清潔さの両方をしっかりと管理することができます。
これにより、家族全員が快適で健康な暮らしを実現できるため、特に冬季や乾燥しやすい地域での使用に最適なモデルです。
また、こちらの記事ではKI-RX75-Tの全体的な魅力について解説していますので、より詳しく知りたい方は参考にしてみてください^^
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