鉱物には様々な形や美しさがあり、その魅力に惹かれる人も多いのではないでしょうか?
今回は、日本国内で鉱物の展示を行っている代表的な博物館と、その見どころを紹介します。
日本の鉱物博物館巡り:国立科学博物館 (東京)
地球館
東京の上野に位置する国立科学博物館https://www.kahaku.go.jp/は、幅広い自然科学の展示で知られていますが、鉱物コレクションも見逃せません。特に地球館では、鉱物や岩石に関する展示が充実しており、国内外から集められた貴重な標本を見ることができます。
ヒスイのコレクション
日本で採取された美しいヒスイの標本も展示されており、その輝きと色合いに魅了されることでしょう。ヒスイは日本を代表する鉱物の一つであり、古来より装飾品として珍重されてきました。
そんなヒスイの特別展示が国立科学博物館では度々行われています。
日本の鉱物博物館巡り:採石の蔵 (山梨県)
国内外の鉱物展示
山梨県にある採石の蔵では、世界中から集められた多様な鉱物が展示されています。展示室には、色とりどりの鉱物が並び、見る者を圧倒します。山梨県は宝石の産地としても有名で、美しい宝石の原石も数多く展示されています。
水晶の展示
特に注目すべきは、山梨県特産の水晶の展示です。透明で美しい結晶が輝きを放ち、自然の造形美を堪能できます。大きな水晶の標本も多く展示されており、その迫力には圧倒されます。
見るだけじゃない博物館
特に面白いのは、大人も子供も楽しめる宝石探しというアクティビティが楽しめるところ。
また、フォトスポットが用意されていたり、ジュエリーショップでは実際に購入することも可能です。
他にも触れる展示が沢山あるので、「見るだけじゃ飽き足りない!」という鉱物好きにおすすめです。
日本の鉱物博物館巡り:神奈川県立生命の星・地球博物館 (神奈川県)
鉱物の展示室
神奈川県立生命の星・地球博物館は、地球科学に関する展示が充実している博物館です。鉱物の展示室では、日本や世界各地の代表的な鉱物が展示されており、その多様性と美しさに驚かされます。特に丹沢地方で採取された鉱物が注目されています。ジャンボブックという展示では特に神奈川県の鉱物の展示が行われています。
岩石と鉱物のコレクション
地質学的な観点からも興味深い展示が多く、岩石と鉱物の成り立ちや種類について学ぶことができます。鉱物に関する詳しい解説が充実しているため、鉱物の知識を深めたい方にもおすすめです。
【企画展「ゴンドワナ」紹介④】
— 神奈川県立生命の星・地球博物館【公式】 (@seimeinohoshiPR) July 26, 2020
当館所蔵の長ネギです。
・・・間違えました。電気石です。#11月8日まで公開中#生命の星・地球博物館https://t.co/AFwEEFim1m pic.twitter.com/eOu2R0xn4Z
日本の鉱物博物館巡り:京都大学総合博物館 (京都府)
鉱物展示
京都大学総合博物館は、学術的な価値の高い鉱物標本を多数展示しています。大学の研究に基づいた詳細な解説が魅力で、鉱物の形成過程や特性について深く学ぶことができます。学術的な視点から鉱物を楽しみたい方にぴったりの博物館です。
特別展示
定期的に行われる特別展示では、貴重な鉱物や化石が展示されることがあります。これらの展示は期間限定で行われるため、訪れるタイミングによっては非常に貴重な展示を見ることができます。
京都大学総合博物館 比企鉱物標本。
— 綺羅星の灯台 (@HoshinoToudai) August 24, 2019
輝安鉱のこの飾り方!
学術資料は無機質な箱に保管されているものという印象でしたが、格好よく美しく納められていて、ラベルもほとんど失われずに「京都帝国大学」などと書かれており、帝大時代から守られてきたことに愛を感じずにいられません…! pic.twitter.com/NEfASpQ45R
日本の鉱物博物館巡り:奇石博物館(静岡県)
地元産鉱物の展示
静岡県の奇石博物館では、伊豆半島で採取された多種多様な鉱物が展示されています。地元で採取された鉱物が多く、地域の地質や歴史についても学ぶことができます。
鉱物のワークショップ
伊豆鉱物展示館では、鉱物に触れたり採集体験ができるワークショップが定期的に開催されています。実際に鉱物を手に取って観察することで、より深い理解と興味が湧くでしょう。家族連れや子供たちにも人気のプログラムです。
宝石探しの体験イベントもあり、お子さんも楽しく遊べる施設になっています。
日本の鉱物博物館巡り:まとめ
日本国内には、鉱物の美しさや多様性を楽しむことができる博物館が数多く存在します。各博物館では、独自のコレクションや展示が行われており、訪れるたびに新たな発見があります。鉱物の魅力を存分に味わい、自然の神秘に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
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