1歳半の子どもが外遊びで気を付けるべき生き物7選

スローライフな子育て
ミヨ
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一歳の子どもは外遊びをすると何かと危ないことをしがちです。

今回は一歳の子どもが気を付けてほしい生き物をランキング形式でご紹介。

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今回の記事で分かることは

  • 一歳の庭遊びで気を付けるべき生き物が分かる
  • 気を付けるべき生き物への対処がわかる

一歳の外遊びのメリット

一歳の庭遊びにはメリットがいくつかあります。まずは庭遊びのメリットについてご紹介します。

身体を沢山動かせる

一歳になるとよちよちながらも歩き出す子が多いですよね。

自分で歩けるようになると、自分の足で色んな所へ行ってみたくなるもの。

自分の足で、自分の興味のあるもののところへ行って、座ったり、何かを拾ったり。

家の中では普段しない色んな動きをすることで体の動かし方をどんどん覚えることが出来ますよ。

好奇心を刺激する

外にはお家にはない刺激が沢山あります。常に環境は変化し、沢山の知らない事であふれかえっています。

大人にとってはただの地面だったとしても、そこに生えている草や、虫、砂や石の感触も、子どもにとっては刺激になります。

子どもの視点は新しい発見を教えてくれる大人にとってもよい刺激になりますよ^^

1歳半の庭遊び 気を付けるべき生き物を紹介

一歳児ではまだまだいけない事、危ないことの区別がなかなかつかないですよね。

唐突に口に入れたり、掴んでみたり。

特に無機物とは違って、生き物を相手にすると予想の付かない事に陥ることがあります。

しかし事前に気を付けるべきことを知っておくことで、危険な事を防げるので是非参考にしてみてください。

今回は実際に小さい頃から自然の中で遊びまくった私が実際に起きた体験も参考にランキング形式にしました。

※実際に写真やイラストを載せるので、苦手な方はご注意ください。

1歳半 気を付けるべき生き物 7位 『アリ』

アリの中でもよく見かけるのはオオクロアリではないでしょうか。

働きアリの体長は8 - 16mmほど。8 - 12mmの小型働きアリと、12 - 16mmで頭部が発達した大型働きアリが形態的に分化している。全身が光沢のない黒灰色だが、腹部の節は黒光りする。

ウィキペディアより

アリを飼育して自由研究にしたり、身近なアリはその様子を観察してみるのはとても興味深いものです。

アリを題材にした童謡もあるくらいおなじみの虫ですが、実は噛みます。

実際私も噛まれたことがあり、小さい頃、お家に持って帰ろうとして噛まれてしまいました。強い刺激があると噛んでしまうようです。

手のひらを噛まれ、腫れたりはしなかったものの結構痛かった記憶があります。

まだ、手加減を知らない1歳児のうちは、掴もうとしたらそっと制止して優しく見守ることを伝えてあげるのがベストかもしれませんね。

1歳半 気を付けるべき生き物 6位 『カメムシ』

カメムシは飛び回る様子もないので見かけることも少ないように感じますが、年によっては大量発生したり、寒くなると越冬のために家の中に入ってくることも。

特に、家の中でひっそりと越冬した奴が春になって活発になって遭遇するということがあります。

じっとしていることが多いので、いつの間にか服に入り込んだり、小さい子供でも捕まえられてしまうことも。

カメムシといえば、臭い体液を出すのが有名ですがこれが皮膚炎を引き起こすこともあります。

触らないように注意することと、外から上がる時には洋服に入り込んでないかチェックしてあげましょう。

また、洗濯物を外で干す場合も注意した方が良いですね。

1歳半 気を付けるべき生き物 5位 『ムカデ』

ムカデも比較的、遭遇する率は低いです。落ち葉や石の裏などにいるのを見かけますが、うっかり家の中に入り込んだりして遭遇することも。

結構気持ち悪いので積極的に触りに行く子はいないかもしれませんが、不用意に触ると噛まれますし毒もあります。

ただ、家にいると噛まれてしまう危険が高いですが外では見かけても箒でちょいちょいどかしてあげるくらいで良いかと思います。

ハッカ油を玄関などの出入り口にスプレーすると来なくなりますよ。

庭で遊ぶ際には、落ち葉や石の裏などめくる時には気をつけましょう。

1歳半 気を付けるべき生き物 4位 『カタツムリ』

カタツムリをむやみやたらに触るのはダメ。と言うことを聞いたことがある人は多いでしょう。

これはカタツムリやナメクジには寄生虫が付いていて、広東住血線虫症という病気を発症する危険性があるからなのですが、その寄生虫を経口摂取してしまうことでおこります。

日本でも発症例は報告されています。

予防としてはとにかく生で食べない事。また、サラダなどに付いている可能性もあるので注意が必要です。

(出典:国立感染症研究所ホームページ https://www.niid.go.jp/niid/ja/)

カタツムリは、遅いので一歳の子どもでも容易に捕まえられ、殻を掴んでつまめます。そのまま口に入れようとすればできてしまいます。

また、可愛い見た目もしているのでついつい手に乗せて観察したくなってしまいますよね。

かくゆう私もカタツムリを虫かごいっぱいに集めて、育てていました。

とにかく観察すればするほど面白いことが見えてくるので、夢中になっていた生き物の一つです。

私が気を付けていたことは

  • 枝や葉っぱを使って移動させる(直接触らない)
  • お世話や観察のあとにはしっかり手を洗う

子どもが小さいうちは、遠くから見守ることを教えてあげるのがベストかもしれませんね。

1歳半 気を付けるべき生き物 3位 『カエル』

カエルも外で遊んでいると目にすることがある身近な生き物の一つです。可愛らしい見た目と、鳴き声が魅力的ですね。

しかしそんなカエルにも危険な種類があり、例えば二ホンアマガエル。

水田や水路で見かけることが出来、里山暮らしの我が家では当たり前のように目にします。

二ホンアマガエルには毒があり目に入れば失明することもあるそうです。その為カエルを触った手で傷口や目を触らないようにし、手を水できちんと洗うことが望ましいとされています。(ウィキペディアより)

子どもが小さいうちは、汚れた手でも平気で口に運んだり目を擦ったりするもの。

またピョンピョン飛んでく姿に好奇心がくすぐられて触りに行ってしまうかもしれませんね。

カエルを触ったのを見かけたら、二ホンアマガエルか分からなくても直ぐに手を洗いましょう。

また二ホンアマガエルの他に、ヒキガエルの仲間も毒を持つ種がいます。大きなカエルなのとアマガエルに比べて見かけないですが、見かけても触らないようにしましょう。

1歳半 気を付けるべき生き物 2位『チャドクガの幼虫』

チャドクガの幼虫は見かけたら近寄らせてはいけない虫です。

ツバキやサザンカなどのツバキ科の木で発生し、複数で団子状になっているのをよく見ます。

チャドクガの幼虫が危険な理由は、毒針毛という皮膚炎を引き起こす毛を持ち、風に乗って飛散します。

毒針毛に触れてしまったら…

  • 搔かない
  • セロハンテープなどでそっと毛を取り除きシャワーで洗い流す
  • 抗ヒスタミン軟膏などを使用
  • 目に入ったら水で洗い流し、直ぐに眼科へ

(茅ヶ崎市公式ホームページ https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/『チャドクガにご注意ください!』参照)

椿やサザンカは公園でもよく見かける樹木です。光沢のある分厚い葉が特徴的です。

チャドクガの幼虫自体は、近づきたいと思える見た目をしていませんが、椿やサザンカに近づいて気が付いたら幼虫に気が付かず、毛に触れてしまった、という事態も考えられます。

また、成虫も毒を持っており、幼虫から成虫になる期間を考えると4月~11月は気をつけなければいけません。

要するに温かい時期の、椿やサザンカ、チャノキ等のツバキ科の植物に近づくときは、警戒した方が良いでしょう。

1歳半 気を付けるべき生き物 1位 『ハチ』

ハチは特に気をつけなければいけない虫です。

攻撃的な性格も種類もいますし、季節によっても攻撃性は変わります。

アシナガバチ

田舎では軒下等に巣をつくります。スズメバチよりも小さい巣なので、気が付くことが遅れてしまうことがあります。

場所としては軒下やベランダの手すりの下などです。

スズメバチより小さく大人しいですが、油断は禁物です。こちらから意図せず攻撃してしまうと、刺されることもありますし、

巣は小さく身近なところに巣を作るので、子どもに目につきやすいんです

実際私が小さい頃、ベランダにアシナガバチの巣があり、好奇心で近づいて追いかけられました^^;

巣の構造上、幼虫や蛹なども観察できちゃうので、好奇心旺盛だとついつい観察したくなってしまうんです。

保護者の方が遊ぶ前に軒下やベランダやデッキの手すりなど確認しておいた方が良いでしょう。

撤去は、小さいうちは比較的簡単なので早めに見つけるのが得策です。

スズメバチ

スズメバチは攻撃性も高く、危険な虫の一つです。肉食なので、BBQなどしていたら寄ってくる時もありますし、

家や橋の下など、人の通る場所に巣を作ることもあるので、うっかり近づいてしまうこともあり非常に危険です。

家に巣を作られたときは、業者に依頼するなどして早めに撤去をしましょう。

また、林業・木材製造労働災害防止協会のサイトを参考にさせていただくと、

  • 黒い服装を避ける
  • ヘアスプレー、ヘアトニック、香水等の化粧品を極力使わない
  • 体臭にも敏感に反応するので注意する
  • 野外でジュースを飲むときは、飲み口を閉めておく

など予防方法が効果的のようです。

ちなみに、蜂除けとしておすすめなのが『オニヤンマ君』です!


『オニヤンマ君』はトンボの仲間であるオニヤンマを模したフィギュアですが、そのリアルな見た目からオニヤンマを天敵とする虫たちが近寄ってこないという虫よけアイテムです。

『オニヤンマ君』のメリットとして

  • 薬品を使わない
  • 壊れない限り使える
  • ハチ以外の虫にも効く(詳しくは商品情報より確認してみてください)
  • 場所を選ばない
  • 子供に人気

リアルすぎる見た目にびっくりしますが、防虫スプレーに比べて、消費するものでもないし、取りつけるだけだから安心ですね。

一歳の庭遊び 気を付けるべき生き物についてまとめ

生きものとの身近な触れ合いは、子どもにとって好奇心を刺激してくれたり家では味わえない体験をさせてくれます。

大きくなれば、命の大切さや自然の大切さ、生き物の生態など、興味の幅を広げてくれるきっかけにもなるかと思います。

危険な生き物も、『危険だから悪い存在』だというふうに教えるのではなく、危険な部分もその生きものが生きていくうえで得た知恵です。

『一緒に生きている地球の仲間』というふうに教えてあげられるといいですね。

一歳ではなかなか危険なものの区別がつかず、目が離せないですが温かく見守っていきましょう。

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