田舎暮らし初心者主婦のミヨです。今回は我が家の庭を畑にするために購入した【とんび鍬】についてご紹介します!
この記事で分かることは…
- とんび鍬がどんなものかわかる
- とんび鍬の使い方がわかる
- とんび鍬の利便性と注意点がわかる
とんび鍬とは?
そもそも【とんび鍬】って何でしょうか?
他の鍬とどう違い、どのような場面で役に立つのか?まずは説明させていただきます。
楽天の商品説明では『叩き鍛えた地金(土台)に鍛造鋼を付けた切れ味が長持ちする強靭な刃で、繁茂した熊笹の根や稲株もザクザクと切り進むことができる、「とんび」と呼ばれる伝統的形状の鍬です。』とのこと。
根切や抜根などもできるので開墾をするのに適しているのがこのとんび鍬の特徴です。
開墾と言われると、ちょっとおおげさに感じてしまうかもしれないですが
『庭の一部を畑にしたい』『古い庭を綺麗にしたい』など、田舎暮らしを始めたばかりの我が家にはとてもぴったりの道具でした。
庭の一部を畑にしたり、新しい庭に作り替えるとなると、生えている低木や芝などを掘り起こす必要がありますし、土もかなり固く、深く耕す必要があるのです。
見た目はこんな感じ↓
大体の見た目は他の鍬と差異はないですが、特徴的なのがカーブを描いているこの刃です。
包丁のように刃が鋭く、緩やかにカーブしています。
また、個人的な感想ですが備中鍬のように軽くなく、若干重い作りになっています。
とんび鍬の使用方法
とんび鍬の使い方はいたって簡単です。他の鍬を使ったことがある方なら、恐らく簡単に使いこなせると思います。
やり方を、感覚で説明すると
- 足を肩幅くらいまで開く。
- 両手で取っ手を持つ。(手前を右手にするか左手にするかは効き手で異なるのでしっくりくる方で。)
- 足を少し曲げて鍬を肩まで持ち上げる
- 狙ったところに振り下ろす
刃の重力を利用して根を切ったり、土を掘ったりするので、力いっぱい振り下ろすのはしなくても大丈夫です。
とんび鍬の使用感
我が家では庭の一部を畑にするために、とんび鍬を利用しました。
我が家で購入したのはこちらのとんび鍬↓
開墾した場所には
ツツジ、アオキなどの低木がありましたが、このとんび鍬で根を切って取り除くことが出来ました。
切除したアオキはこんな感じ↓
直径1,2㎝の根でも切除が可能。
また、私はほぼ運動のしていないひょろひょろの女ですが、その私でも使いこなせることが出来ます。
振り上げるのに力は要りますが、振り下ろすのには大した力は要らないので、女性でも簡単に使えると思います。
とんび鍬の注意点
簡単に使えて、太い根切もできる開墾にはうってつけのとんび鍬ですが、注意点がいくつかあると感じました。
とんび鍬の刃に注意
とんび鍬の刃が根を切るためにかなり鋭利です。振り下ろすときにうっかり足などに当たってしまうと、大けがに繋がることは必須です。
両足を前後に開きすぎると、足先に当たる可能性があるので、前後に開くのは半歩位が良いかと思われます。
また、足先に芯が入っている安全靴タイプの長靴がありますので、不安な方はそういったものを利用するのも良いかもしれません。
滑り止めのある手袋を着用して
我が家で購入したとんび鍬は木製の柄でした。
木の柄は素手だと少し滑りやすく、作業効率も下がりますし、安全性も下がります。
グリップのしっかりついた軍手がおすすめです。
とんび鍬を使った畑の様子
こちらが我が家の庭を開墾した場所の様子です。
ビフォアの状態の写真がないのですが、この場所にはツツジ、アオキ、低木に仕立てられた針葉樹(特定できず…)その他の多年草の植物で、根がひしめき合っている状態でした。
とんび鍬で根を切り、大きな株立ちの低木を切除しました。小さな多年草もそのまま掘り起こして、腐葉土や堆肥、排水性を高めるくん炭などを混ぜ込みました。
かなり大きいツツジに関しては外周をとんび鍬で根切しましたが、株の真下の根を切ることが出来ず切除は出来ませんでした。
今後、ロープと軽トラで引っ張って切除か、地道に舌に掘り進めて根を切るかしてどかそうと思っています。
とんび鍬のレビュー総括
こんな方におすすめ
- 家庭菜園を新しく始めたいひと
- 古い庭を新しくしたいひと
- 古くなった植物などを取り除きたいひと
庭や家庭菜園をしっかりやりたい方は持っておいて損はない道具なのかなと思います。
とんび鍬のメリット
- 多年草や小さい低木の根を切ることが出来る
- 重力を利用して耕すので女性でも扱える
気を付けること
- 振り下げた刃が人に当たらないように気を付ける
- 木製の柄は滑り止めの軍手をしようする
とんび鍬を購入して
とんび鍬を購入してみて、感じたのは『今後も色んな所で活躍してくれそう』と思うほどとても便利だという事でした。
庭や家庭菜園に本腰を入れてチャレンジしたい人は是非、検討してみてください^^
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