初心者必見!育てやすいおすすめの食虫植物5選と育て方のコツ

植物

1. 食虫植物とは?初心者でも育てられるの?

食虫植物とは、虫を捕まえて栄養を吸収する特殊な植物のことです。通常の植物は光合成でエネルギーを得ますが、食虫植物は栄養が少ない環境でも生きていけるように、虫を捕まえる仕組みを進化させました。

代表的な種類としては、「ハエトリソウ」「ウツボカズラ」「サラセニア」などがあります。それぞれ異なる方法で虫を捕らえますが、初心者向けの品種も多く、基本的な管理方法を守れば家庭で楽しく育てることができます。


2. 初心者におすすめ育てやすいの食虫植物5選

育てやすいの食虫植物① ハエトリソウ(Dionaea muscipula)


葉がパチンと閉じて虫を捕まえる、最も有名な食虫植物。初心者向けですが、冬の管理に注意が必要です。


育てやすいの食虫植物② ウツボカズラ(Nepenthes)


壺状の捕虫器を持ち、吊るして育てることができます。湿度管理が重要ですが、丈夫な品種も多いです。


育てやすいの食虫植物③ サラセニア(Sarracenia)


筒状の葉で虫を誘い込むタイプ。屋外での管理がしやすく、日本の気候にも適応しやすいです。


育てやすいの食虫植物④ ムシトリスミレ(Pinguicula)


葉が粘着性を持ち、小さな虫を捕まえます。可愛い花を咲かせる品種もあり、インテリア向き。

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育てやすいの食虫植物⑤ モウセンゴケ(Drosera)


葉に生えた毛に粘液がついており、虫を捕まえます。小型で育てやすく、湿度を保つことで元気に成長します。


初心者向けの育てやすい食虫植物の特徴一覧表

食虫植物名特徴育てやすさ(難易度)花は咲く?
ハエトリソウ葉がパチンと閉じて虫を捕らえる。動きが面白く、観察が楽しい。★★★☆☆(やや易しい)咲く(春〜夏、白い花)
ウツボカズラ壺状の捕虫袋で虫を落とし込む。吊り鉢で育てるとインテリア性も高い。★★☆☆☆(やや難しい)咲く(成熟株に稀に花が咲く)
サラセニア筒状の葉に虫を誘い込む。屋外でも管理しやすく、見た目も美しい。★★★★☆(育てやすい)咲く(春、赤や黄色など)
ムシトリスミレ粘着質の葉で小さな虫を捕らえる。コンパクトで花も可愛らしく咲く。★★★★★(とても易しい)咲く(春〜夏、紫や白の花)
モウセンゴケ葉の毛に粘液があり、虫を捕獲する。湿度に注意すれば管理しやすい。★★★★☆(育てやすい)咲く(春〜初夏、白〜ピンク)

3. 食虫植物の基本的な育て方と注意点

【育てやすい食虫植物】置き場所

  • 日当たりの良い場所が理想(特にハエトリソウとサラセニア)
  • ウツボカズラやムシトリスミレは半日陰でもOK
  • 湿度が安定した所が○
  • 分からない場合は温室がおすすめ

場所が合うかどうかはしばらく様子を見ながら移動させましょう。

【育てやすい食虫植物】水やりのポイント

  • 雨水や蒸留水を使う(カルキやミネラル分を避ける)
  • 湿度を保つため、鉢の受け皿に水を溜めるのも有効

湿地に生えている種も多く、根腐れの心配はあまりないです。

【育てやすい食虫植物】餌やりの必要性

  • 基本的には不要(自力で虫を捕まえる)
  • 成長を促したい場合は、小さな虫を与えるのもアリ

液肥など使用しても大丈夫ですが、基本的になくても大丈夫。根やけなど起こすのが不安なら上げなくても○

【育てやすい食虫植物】 冬越しの方法

  • 寒冷地では室内管理が必要な種類もある
  • 休眠期に入る種類は水やりを控えめにする

不安であれば室内に入れて管理しましょう。氷点下になるようならば室内で。

【育てやすい食虫植物】 植え替えの方法

  • 根が張りすぎたり、株が大きくなったら植え替える
  • 植え替えの時期は品種によって異なる

植え替えの土は専用の土を使う事をおすすめします。失敗が少なく安心です。



4. 育てやすい食虫植物の魅力!観察の楽しみ方

食虫植物の最大の魅力は、虫を捕まえるユニークな動きを観察できることです。特にハエトリソウの捕獲の瞬間は驚きと感動を与えてくれます。

また、食虫植物は環境に適応したユニークな進化を遂げており、その生態を知ることで植物の奥深さを学ぶことができます。

  • 捕食の瞬間を観察する
  • 花を咲かせてみる
  • 動きや成長を観察する

食虫植物は実は日本でも自生している植物です。自然に生きている食虫植物を見るとよりその魅力にはまりますよ。

こちらの記事では日本の食虫植物が自生している場所を紹介しています。


5. 育てやすい食虫植物の入手方法(どこで買える?)

食虫植物は以下の場所で購入できます。

育てやすい食虫植物の入手方法① ホームセンターや園芸店

春から夏にかけて、ホームセンターや園芸店で食虫植物の苗が販売されます。特にハエトリソウやウツボカズラは比較的見つけやすいです。

ただ、年中あるわけではなく4月頃から観葉植物などと一緒に売られていることが多いです。

育てやすい食虫植物の入手方法② 専門店(食虫植物専門のショップ)

珍しい品種や健康な苗を入手するなら、食虫植物専門店がオススメ。店員さんに育て方のコツも聞けます。

結構コアでニッチな世界なので本格的に始めたい人やプロの声を聴きたい人におすすめ。

育てやすい食虫植物の入手方法③ ネット通販

ネット通販では多くの種類が販売されています。レビューを確認しながら購入すると安心です。

食虫植物の専門の通信販売や専門店の方がネットで通販している場合もあるのでそちらもおすすめ。

育てやすい食虫植物の入手方法④ 植物イベントや即売会

植物イベントでは、食虫植物を扱うブースが出ることがあります。直接見て選べるので初心者にもおすすめ。

有名なのは箱根湿生花園。他にも様々な植物園などで定期的に開催されています。

食虫植物のイベント情報はこちらから↓

育てやすい食虫植物の入手方法】 どこで買うのがベスト?選び方は?

・初心者なら ホームセンターや園芸店 で基本種を買うのが安心。
・珍しい品種を探すなら ネット通販や専門店 がオススメ。

良い個体の見分け方

  • 枯れた葉などが少ない
  • 新しい葉が出ている
  • 葉がピンと張っている感じがある


6. 食虫植物をもっと楽しむためのポイントとQ&A

Q1. 初めて育てるならどの食虫植物がいい?
→ ハエトリソウやサラセニアが比較的管理しやすくおすすめ。

Q2. 水道水で育てられる?
→ 基本的にはNG。ミネラル分が多いと枯れる原因になるので、蒸留水や雨水を使うのがおすすめ。

Q3. 植え替えは必要?
→ 1〜2年に一度、春〜初夏に植え替えをすると元気に育ちます。

Q4. 虫が少ないときはどうする?
→ 虫を捕まえなくても枯れませんが、時々人工的に与えてもOK。


まとめ

食虫植物は初心者でも育てやすく、観察する楽しさがあります。適切な環境と水やりを守れば、長く元気に育てることができます。

また、購入場所によって品揃えが異なるため、初心者はホームセンターや園芸店で基本種を選ぶのが良いでしょう。珍しい品種を探す場合は、専門店やネット通販を利用するのもアリです。

ぜひ、お気に入りの食虫植物を見つけて育ててみてください!

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