【育児が辛い】産後のママに伝えたい大切なこと

スローライフな日常

こんにちは。一児の現役ママです。まずはこの記事を見てくださってありがとうございます

早速ですが、今育児が辛いというママに言いたい事があります。

育児において一番大切なことは何だと思いますか?

私は『赤ちゃんが常にママやパパの愛情を感じられること』だと思っていました。

でもそれには大前提があるんですね。

新米ママではありますが、私の気づいた育児において最も大切な事をお話ししていきたいと思います。

ママとパパが幸せであること

育児において最も大切なこと、それは『ママとパパが幸せであること』です。

これはあなたが、子どもだった頃を思い出し、子どもの立場で考えてほしいのですが

「子育ては辛い、辛かった」「子どものせいで人生が悪い方向に向かった」と親に言われたらどう思いますか?

私が子どもであれば、産まれたことを後悔したり、親を幸せにするために生きていかなければいけないと思ってしまいます。

私は子どもの頃、「あなたの子育ては本当に辛かった」「子どもを産まなければまだ仕事を続けていた」と親に言われ、それを今でも覚えています。

それは言葉以外の態度からでも、その言葉の意味が伝わってくるものでした。

言った側に悪意はなくても、育ての親から言われた言葉は、毒であっても飲み込んでしまうのが子どもです。

では逆を考えてみて欲しいのですが

もし親に「子育ては大変だったけどそれも含めて楽しかったよ」

「あなたが産まれてきてくれた事がママにとっての最高の幸せだよ」

と言われたらどうでしょうか?

私はそう伝えられる人を尊敬しますし、そんな大人になってみたいと思います。

親は、子どもにとっては「未来の自分を見せてくれる鏡」です。

親の幸せな姿は、自分が幸せになれることを示してくれるものだと私は思います。

ママとパパが幸せになるために

では次にママとパパが幸せになるために心得ておきたいことなんですが、

宗教チックな事を言うつもりは全くありません。

明確に言うと「パパとママが日々に幸せを感じられるようにするための工夫

これをお伝えしていきたいと思います。それは以下の通り。

  • 赤ちゃんは観察者である
  • 助けを求める勇気をもつこと
  • 考えを変える覚悟をもつこと

では一つずつ解説していきます。

赤ちゃんは観察者である

これは私の経験談なのですが、赤ちゃんはママの機嫌に非常に敏感だということです。

そして私が少し疲れている時、イライラしている時、忙しくしている時に限って、娘はいつも不機嫌に泣いていました。

抱っこから降ろす時のママの手の感覚や、抱っこしている時のママの表情、声のトーン、様々な情報からママが不機嫌かご機嫌かを伺ってきます。なんなら寝たふりをして確認してきます。

そしてふとした時のママの表情、声でママの感情を読み取ります。

それだけママが機嫌がいいかどうかは、赤ちゃんにとって重要です。

なぜなら、赤ちゃんは自分一人では生きられないからです。

ママがちゃんと自分を愛してくれているかは超超超最重要項目です。

だからママをしっかりと観察します。そして、ママの表情が少しでも不機嫌になると「愛されてない⁉」と不安になって余計に泣きます。

ここで余計にママが疲れて、それを察して余計に泣いて…負のループです。

私の娘は、私が疲れていたり不機嫌だと、よく泣き、私の機嫌がいいとよく笑う子です。

部屋が汚い事も、ママがすっぴんな事も、だるだるの部屋着をずっと着てるのも、自分の洋服が落ちきれなかったミルクの汚れで黄ばんでいるのも、どうでもいいんです。

ママが常にご機嫌でいてくれるのが、赤ちゃんにとって何よりの安心材料です。

なので私は娘を寝かしつける時は「早く寝てくれ!」という思いを顏に出さずに

「いつまでも抱っこしていたい位、大好きだよ~」と分かるように笑顔を娘に向けて抱っこをしていました。そうするとぐずることはかなり少なく、私もストレスなく過ごせることが多かったです。

これに関しては赤ちゃんの個性もあると思うのでなんとも言えませんが…

しかし「赤ちゃんなんて言葉が分からないし、人の事なんて見てない」のではなく

赤ちゃんだからこそ、愛されているか見極める能力は非常に高い」と思っていた方がいいかもしれません。

助けを求める勇気

「辛い」「しんどい」と思ったら、まずは助けを求めましょう。信頼できる人なら誰でもいいです。

パートナー、実家、義実家、行政サービス…手を貸してもらう方法は様々ありますし、便利な道具も色々あります。

「一人で育児が出来ないなんてダメな母親だ」と落ち込む必要は全くありません。

母親という生き物は赤ちゃんを育てるための技術が本能として備わっていると思ったら大間違いだと思います。理性で生きてきた人間に都合よく赤ちゃんを育てる本能だけは残ってると思いますか?

赤ちゃんが泣き声だけやたらと耳に入ったりすることはありますが「この泣き声はオムツ替えだ!」とか本能的には分かりません。経験と知識です。

経験と知識がない新米のママさんが、自分が命がけで産んだ自分の命より大切な我が子を育てるのに必死になることは当たり前です。それで精神的に疲弊してしまうことも当たり前。

周りを頼ることは恥ずかしい事ではありません。

なかには一人で沢山のお子さんを育て上げた凄い奥様もいらっしゃるかもしれませんが、貴方がそうなる必要がないのであれば、ならなくていいです。頼れる人が居て、便利な道具があるのに、わざわざ苦労をして苦しみながら子育てをすることに何の意味がありますか?

貴方の中の及第点は他の人には合格点です。

むしろ、一人で頑張っていくことよりも、道具や誰かを上手く頼ってゴキゲンでいることの方がよっぽど優秀な考え方ではないかと思います。

「頼る勇気」を持てたら、きっと貴方の成長にもつながるはずです。

考えを変える覚悟

先ほど、「我慢なんてする必要ない」なんて言ってますが、やはり我慢は必要です。

赤ちゃんが安心して過ごせるようにするためには、自分のペースでは動けないし、諦めなければいけない事も出てきます。しかし、これで貴方は「自分は不幸だ…」となってはいけません。

どんな状況なっても私は幸せだ」と思うことが大切です。

例えば

「毎日すっぴんが辛い。」→「肌に負担かけないし寧ろいい!」

「家の中がいつもぐちゃぐちゃ」→「赤ちゃん育ててる雰囲気出てる~。」

など私は思って過ごしてます。

いちいちネガティブを拾い上げて悲観するのではく、色々な事をポジティブにとらえてご機嫌に過ごせた方が精神的にも気が楽です。

人間多少のQOLが下がっても死にません。大丈夫。

料理なんて配達すればいいし、洗濯も毎日しなくて大丈夫、赤ちゃんの服が足りないなら買い足す

掃除機だって赤ちゃんの寝るとこだけちょいちょいっと掃除するだけでいい。

貴方はとりあえず、赤ちゃんの顔でも見ながら汚い部屋でのほほんと布団で横になっててよろしい。

そして赤ちゃんの顔を見て「あー幸せだなー」と思えたらもうそれで合格です。

よくSNSで見かけるのが、赤ちゃんが居ても綺麗なおうちに優雅な生活でキラキラの毎日送っているような写真や動画をお見かけします。

それを見て羨ましいと思う気持ちがあるかもしれないですが、そう思う必要はありません。

あなたにはあなたの幸せの形があり、他人には他人の幸せの形があります。

人の幸せそうなSNSを見るより、「自分の思う幸せのかたちってなんだろう?」と考えている方がよっぽど有意義にすごせますよ。

最後に

育児が辛いと感じることは決して恥ずかしいことではありません。

あなたが一生懸命に育児を頑張っている証拠です。

また「辛い」という状況に気が付いたのなら、「どう改善するか」を考えるきっかけになります。

辛い状況はあなたを変えてくれるきっかけになるんです。

悲観せず、自分が今の状況を打破できる方法を試してみてくださいね。

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