育児が辛いと感じるママへ

スローライフな子育て

育児が辛いと感じるママさんは多いのではないでしょうか?

私自身、その経験があり周りに迷惑をかけたりしてしまうこともしばしばでした。

なんとかこの状態から抜け出したいですよね。

この記事では産後、初めての育児の辛さを経験した私が感じた辛かったこととどう乗り切ったかを書いています。

是非参考にしてみてください。

寝不足が辛い

これは多くのママさんが体験したことだと思います。夜間の授乳や夜泣きがあれば、寝不足になるのは当たり前です。

私はもとから寝不足になると精神面にまで影響を及ぼすことが多々あり、これが一番つらかったです。

対処

私は「もう寝不足でどうにかなりそう」と思った時に以下のことを3日位続けました。夜泣きや夜間授乳を減らすことよりも簡単ですし、思い通りにならない赤ちゃんの行動ではなく、自分の行動なので、ストレスがないのが良かったです。

  • 家事を一切やらない(やるとしても赤ちゃんの洋服の洗濯のみ)
  • 眠くなくても寝る、横になる
  • スマホはいじらない
  • 元気に思っても、とりあえず寝る
  • 赤ちゃんが起きている時は横になって体力を温存

とりあえず、自分の体力回復に全投資が最優先事項です。自分のためにもこれをする時は事前にパートナーの方に伝えておくことをおすすめします。

孤独が辛い

産まれたての赤ちゃんが居ると、気軽に遊びに行くのは難しいです。部屋で赤ちゃんとずっと二人きりということはよくあるのではないでしょうか。

娘が産まれたのが冬で、気温の関係で外出が難しい時が多々ありました。人付き合いが苦手な私は出かけても直ぐにママ友を作ることもできず、淋しいと感じていました。そんな時に孤独感をなくすためにやっていたことをお教えします。

対処

  • TV電話をする
  • SNSで友達を探す
  • 育児動画をみる
  • 一人で出来る楽しみを探す

ただ、SNSでのママ友探しはちょっと嫌な思いをすることもしばしば…。心無い人の発言や、自分が弱っている時にあまり見たくない情報まで入ってきてしまうことがあったので必要な時以外はSNSは見ないようにしていました。

一人で出来る楽しみですが、私は「手帳で将来のことを考える」「動画でお金の勉強」「飲み物とお菓子を用意しておうちカフェ」をやったりしてましたよ。

赤ちゃんが起きてると難しいものもありますが「これならどうかな?」と色々探りながらやるのも楽しいですよ。

体調不良が辛い

産後のママの身体には様々なダメージが残っていますよね。子どもを育てるために身体が作り替えられているような感覚もあり、戸惑うことが沢山ありました。

ママが気持ちよく育児をするためにもできることはしておきましょう。

対処

  • 不安なことはそのままにしない
  • 病院に行くことをためらわない
  • 体力回復の為に沢山寝る

不安なことは調べたり聞いたりして、病院に行くことは決して我慢しない。「平日に赤ちゃん見てくれる人なんていないし」と躊躇って、お母さんの身に何かあれば、赤ちゃんにとっても死活問題ですよね。産後暫くは誰かに頼って当たり前なので赤ちゃんを見てくれる人を確保して。

『体ズタボロだけど動かなきゃ…』と思って動くのはNG。赤ちゃんの為にもママは倒れるわけにはいきません。自分の身体を労わることもママの大切な役割です。

プレッシャーが辛い

赤ちゃんを育てるということには様々なプレッシャーを感じることがありました。

  • 赤ちゃんの命の責任
  • こどもを幸せにできるかどうか
  • 周りからのプレッシャー

私が初めてプレッシャーに感じたのは赤ちゃんの命の重さでした。自分一人では絶対に生きていけない状態なので、いつ何時も心配が付き纏い、生後半年を過ぎるまではかなり精神をすり減らしていたような気がします。

また、子どもを幸せにできるかどうかもかなり考えていました。「この子にとっての幸せとはなんだろう?」「私なんかのところに生まれて、この子は幸せなんだろうか?」と自分を追いつめてしまうことも。

そして周囲からのプレッシャーもあるかと思います。相手はこちらを鼓舞するつもりで応援の言葉をくれますが、こちらがもういっぱいいっぱいの時に応援されるのは非常に辛いことなのです。

対処

私の場合はとりあえず何事も一人で抱え込まないようにしました。「立派な母親でいなきゃ」というよりは「幸せな母親でいたいな」という気持ちを持つように気を付けていました。

分からない事は病院、知人、親に相談。ネットや他のママさんから話を聞いていました。「そんなこともしらないのか」という人は、居ないでしょう。最初からすべてを知っている人は居ません。知らない事は知らなくて当たり前。「新米ママなんだから!」と開き直って心配事は色んな方法で調べて解消していきました。

子どもが幸せかを考えることは正直答えは出ないので考え続けるしかないと思い、適度にプレッシャーを感じられるくらいの距離感で考えていくことにしました。なので私自身答えは出ていないですが、「考え続けること」が重要なのかなと思います。

周囲からのプレッシャーは一切無視。自分が必要な時だけ、相手の言葉を受け取ればいいのかなと思います。自分が頑張っていると思っているならそれでいいのです。

プレッシャーを全てなくすことは私は出来ないですが、一番軽減されたのは「夫と一緒にこの命を支えている」と実感できた時です。

命の重さも、娘の将来のことも、同じ位考えていて悩んでくれている人がいることが「私は一人じゃないんだ」と思えて心が軽くなりました。

しかしこれはパパさんの自覚の問題なので難しいところ。

「あなたとの大切な子だから、あなたと一緒に悩んでいきたい」と伝えてみましょう。時には本心を話すことって大切ですよ。

褒められないのが辛い

正直、褒められる機会ってなかなかないですよね。これだけ家事に育児に頑張っているのにいつのまにか「それくらい出来て当たり前」にされてしまいます。まだ万全じゃない体に鞭打って家事をしてもそんな対応をされてしまえばやる気もなくなってしまいます。仕事と違って会社で評価されることもないので孤独感を感じやすいこともなりますよね。

対処

私はとりあえず「褒められたかったら褒める」を実践していました。夫は家事のことやって当たり前たと思うような人ではなかったですが、「最近褒められ足りてないなー」と思ったらとりあえず相手を褒めました。また自分で自分を褒める事も大切ですね。自分の中で当たり前だからと決めつけず、当たり前に出来ていることをまずは褒めてみましょう。

また、難しい事ですが、時には自分から「褒めてほしい」と素直になることも大切ですよ。

QOLの低下が辛い

「髪はぼさぼさ」「服はぼろぼろ」「掃除が出来てない」「料理はできてない」となるとなんだか惨めな気持ちになってしまいますよね。

とくに嫌でも視界に入ってしまうようなものはつい考えてしまって、惨めさがずっとついてきてしまいます。

対処

まず第一に「子育てとはそういうもの」と開き直る事です。家の中はごちゃごちゃなのも、家事が出来ていないのも、髪がぼさぼさなのも、「あなたがそれだけ真剣に子育てしている証拠」と考えましょう。

もし少し心に余裕が出てきたら、少しずつ自分の出来る範囲でQOLをあげましょう。

「髪を梳かす」「モップでササッと掃除」など時間にしてみれば5分にもならないものがありますよね。まずはそういうところから始めてみましょう。

もう一つは「お金に甘える」です。お金で解決できることってあったりしますよね。

「買い物はデリバリーにする」「乾燥機付きの洗濯機にする」「掃除はルンバに任せる」「ちょっと心が落ち着く飲み物を家に常備する」など…。

私は自分の頑張りだけで今までのQOLを維持するのは正直難しかったです。ものやサービスによっては子育て応援キャンペーンのような形でお買い得なものもあったりするので、お得で自分に合ったQOLを上げそうなものを探してみてくださいね。

最後に

本当は他にも辛い事って沢山あります。泣き止まないのが辛かったり、外に出られないのが辛かったり…。人によって辛さの大きさやベクトルが違いますよね。

辛いと思ったことは自分一人でため込まず吐き出すようにしてくださいね。

また辛さをある程度軽減できる工夫をしていくことは、ママさんにとっても大切なことです。

辛い、と感じたら「現状を変えるチャンス」ととらえて見てください。

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