育児がつらいと感じるママさんは多いのではないでしょうか?
私自身、その経験があり周りに迷惑をかけたりしてしまうこともしばしばでした。なんとかこの状態から抜け出したいですよね。
この記事では産後、初めての育児のつらさを経験した私が感じた辛かったこととどう乗り切ったかを書いています。
是非参考にしてみてください。
育児がつらい① 寝不足がつらい
これは多くのママさんが体験したことだと思います。夜間の授乳や夜泣きがあれば、寝不足になるのは当たり前です。
私はもとから寝不足になると精神面にまで影響を及ぼすことが多々あり、これが一番つらかったです。
寝不足の対処
私は「もう寝不足でどうにかなりそう」と思った時に以下のことを3日位続けました。夜泣きや夜間授乳を減らすことよりも簡単ですし、思い通りにならない赤ちゃんの行動ではなく、自分の行動なので、ストレスがないのが良かったです。
- 家事を一切やらない(やるとしても赤ちゃんの洋服の洗濯のみ)
- 眠くなくても寝る、横になる
- スマホはいじらない
- 元気に思っても、とりあえず寝る
- 赤ちゃんが起きている時は横になって体力を温存
とりあえず、自分の体力回復に全投資が最優先事項です。自分のためにもこれをする時は事前にパートナーの方に伝えておくことをおすすめします。
また、スマホはいじっているとストレス発散になる気もしますが、長時間見続けると体にも心にも悪影響です。重要な連絡だけにしてスマホはそっと閉じましょう。
育児がつらい② 孤独がつらい
産まれたての赤ちゃんが居ると、気軽に遊びに行くのは難しいです。部屋で赤ちゃんとずっと二人きりということはよくあるのではないでしょうか。
娘が産まれたのが冬で、気温の関係で外出が難しい時が多々ありました。人付き合いが苦手な私は出かけても直ぐにママ友を作ることもできず、淋しいと感じていました。そんな時に孤独感をなくすためにやっていたことをお教えします。
孤独への対処
- TV電話をする
- SNSで友達を探す
- 育児動画をみる
- 一人で出来る楽しみを探す
ただ、SNSでのママ友探しはちょっと嫌な思いをすることもしばしば…。共感できる事を見つけるとつい嬉しい気持ちになりますが、ネガティブを受け取ってしまうことも。心無い人の発言や、自分が弱っている時にあまり見たくない情報まで入ってきてしまうことがあったので必要な時以外はSNSは見ないようにしていました。
一人で出来る楽しみですが、私は
- 手帳を開いて楽しい未来を考える
- 動画などでお金の勉強
- 美味しいお菓子と飲み物でお家カフェ
これぐらいなら赤ちゃんが起きていてもできますし、弱りがちな心をリセットできました。赤ちゃんが起きてると難しいリフレッシュ方法もありますが「これならどうかな?」と色々探りながらやるのも楽しいですよ。
育児がつらい④ 体調不良がつらい
産後のママの身体には様々なダメージが残っていますよね。子どもを育てるために身体が作り替えられているような感覚もあり、戸惑うことが沢山ありました。
ママが気持ちよく育児をするためにもできることはしておきましょう。
体調不良への対処
- 不安なことはそのままにしない
- 病院に行くことをためらわない
- 体力回復の為に沢山寝る
不安なことは調べたり聞いたりして、病院に行くことは決して我慢しない。
「平日に赤ちゃん見てくれる人なんていないし」と躊躇って、お母さんの身に何かあれば、赤ちゃんにとっても死活問題ですよね。産後暫くは誰かに頼って当たり前なので赤ちゃんを見てくれる人を確保して。
最近では行政や自治体で赤ちゃんを少しの間見てくれるサービスもありますし、心身に余裕がある時に調べておくと良いでしょう。
『体ズタボロだけど動かなきゃ…』と思って動くのはNG。赤ちゃんの為にもママは倒れるわけにはいきません。自分の身体を労わることもママの大切な役割です。
育児がつらい⑤ プレッシャーがつらい
赤ちゃんを育てるということには様々なプレッシャーを感じることがありました。
- 赤ちゃんの命の責任
- こどもを幸せにできるかどうか
- 周りからのプレッシャー
私が初めてプレッシャーに感じたのは赤ちゃんの命の重さでした。自分一人では絶対に生きていけない状態なので、いつ何時も心配が付き纏い、生後半年を過ぎるまではかなり精神をすり減らしていたような気がします。
また、子どもを幸せにできるかどうかもかなり考えていました。「この子にとっての幸せとはなんだろう?」「私なんかのところに生まれて、この子は幸せなんだろうか?」とちょっとしたことで自分を追いつめてしまうことも。
そして周囲からのプレッシャーもあるかと思います。「お母さんになったんだから」「ちゃんとお母さんしてる?」「赤ちゃんは元気?」
相手はこちらを鼓舞するつもりや心配の言葉をくれますが、こちらがもういっぱいいっぱいの時に応援されるのは非常につらいことなのです。
プレッシャーへの対処
私の場合はとりあえず何事も一人で抱え込まないようにしました。「立派な母親でいなきゃ」というよりは「幸せな母親でいたいな」という気持ちを持つように気を付けていました。
分からない事は病院、知人、親に相談。ネットや他のママさんから話を聞いていました。「そんなこともしらないのか」という人は、居ないでしょう。最初からすべてを知っている人は居ません。知らない事は知らなくて当たり前。「新米ママなんだから!」と開き直って心配事は色んな方法で調べて解消していきました。
子どもが幸せかを考えることは正直答えは出ないので考え続けるしかないと思い、適度にプレッシャーを感じられるくらいの距離感で考えていくことにしました。なので私自身答えは出ていないですが、「考え続けること」が重要なのかなと思います。
周囲からのプレッシャーは一切無視。自分が必要な時だけ、相手の言葉を受け取ればいいと思います。自分が頑張っていると思っているならそれでいいのです。
相手が好意のつもりでくれた言葉でも今の自分にとって辛い言葉なら、受け取らなくてもOK。「あの時は本当に余裕がなくて、ごめんね」と精神的に落ち着いた時にあとからフォローすることをおすすめします。
プレッシャーを全てなくすことは私は出来ないですが、一番軽減されたのは「夫と一緒にこの命を支えている」と実感できた時です。命の重さも、娘の将来のことも、同じ位考えていて悩んでくれている人がいることが「私は一人じゃないんだ」と思えて心が軽くなりました。
しかしこれはパパさんの自覚の問題なので難しいところ。「あなたとの大切な子だから、あなたと一緒に悩んでいきたい」と伝えてみましょう。時には本心を話すことって大切ですよ。
育児がつらい⑥ 褒められないのがつらい
正直、褒められる機会ってなかなかないですよね。これだけ家事に育児に頑張っているのにいつのまにか「それくらい出来て当たり前」にされてしまいます。まだ万全じゃない体に鞭打って家事をしてもそんな対応をされてしまえばやる気もなくなってしまいます。仕事と違って昇給もボーナスもなく、上司や周囲から評価されることもないので孤独感を感じやすいこともなりますよね。
褒められないことへの対処
私はとりあえず「褒められたかったら褒める」を実践していました。夫は家事のことやって当たり前たと思うような人ではなかったですが、「最近褒められ足りてないなー」と思ったらとりあえず相手を褒めました。
また、自分で自分を褒めることが一番簡単です。
時間があれば、手帳やノートなどに自分がやったことなどを書いたり、細かい家事などもタスクとしてカウントして視覚化することで「今日一日こんだけ色々やったんだ!自分凄い!」と思いやすいです。
難しい事ですが、時には自分から「褒めてほしい」と素直になることも大切ですよ。
育児がつらい⑧ QOLの低下がつらい
「髪はぼさぼさ」「服はぼろぼろ」「掃除が出来てない」「料理はできてない」となるとなんだか惨めな気持ちになってしまいますよね。
とくに嫌でも視界に入ってしまうようなもの(干したままの洗濯ものや洗い残しの食器など…)はつい考えてしまって、惨めさがずっとついてきてしまいます。
QOLの低下の対処
まず第一に「子育てとはそういうもの」と開き直る事です。家の中はごちゃごちゃなのも、家事が出来ていないのも、髪がぼさぼさなのも、「あなたがそれだけ真剣に子育てしている証拠」と考えましょう。
もし少し心に余裕が出てきたら、少しずつ自分の出来る範囲でQOLをあげましょう。「髪を梳かす」「モップでササッと掃除」など時間にしてみれば5分にもならないものがありますよね。まずはそういうところから始めてみましょう。
もう一つは「お金に甘える」です。お金で解決できることってあったりしますよね。
「買い物はデリバリーにする」「乾燥機付きの洗濯機にする」「掃除はルンバに任せる」「ちょっと心が落ち着く飲み物を家に常備する」など…。
私は自分の頑張りだけで今までのQOLを維持するのは正直難しかったです。ものやサービスによっては子育て応援キャンペーンのような形でお買い得なものもあったりするので、お得で自分に合ったQOLを上げそうなものを探してみてくださいね。
最後に
本当は他にも辛い事って沢山あります。泣き止まないのが辛かったり、外に出られないのが辛かったり…。人によって辛さの大きさやベクトルが違いますよね。
辛いと思ったことは自分一人でため込まず吐き出すようにしてくださいね。また辛さをある程度軽減できる工夫をしていくことは、ママさんにとっても大切なことです。辛い、と感じたら「現状を変えるチャンス」ととらえて見てくださいね。
また子育ての記事は他にもあるので気になる方は覗いてみてください^^
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